小説サブプライム の商品レビュー
落合信彦って落合陽一のお父さんなんですね。 経済評論家のようなイメージがあったけれど、小説もすごい。圧倒的な情報力をバックにしながら、ストーリーテリングも強力。少し色々読んでみよう。
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ITバブル崩壊からNY同時多発テロ、エンロン事件そしてリーマンショックへの流れを実名をまじえながら描く。サブプライム問題は後半に登場する。 小説ならではの面白さと当時の政治や金融機関の生々しいやり取りがミックスされており面白い。特に元FBI等の人が活躍する情報部門の凄さに驚いた...
ITバブル崩壊からNY同時多発テロ、エンロン事件そしてリーマンショックへの流れを実名をまじえながら描く。サブプライム問題は後半に登場する。 小説ならではの面白さと当時の政治や金融機関の生々しいやり取りがミックスされており面白い。特に元FBI等の人が活躍する情報部門の凄さに驚いた。日本の会社でもこのような部門をもっているのか気になった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
サブプライムの小説というより、米国のLTCM経営危機~リーマンショックの歴史小説でした。デリバティブの相対取引(OTC)を規制しなかったことが危機の背景にあったと気づかされます。
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小難しい小説のタイトルなので、ちょっと構えてしまいましたが、 途中からどんどんのめり込んでいきました。 LTCMやエンロンの破綻、9.11のテロ、 そしてサブプライムからリーマンショックまで。 ニューヨークのウォール街で金儲けに奔走する人たちの争いや、 その中でも情報...
小難しい小説のタイトルなので、ちょっと構えてしまいましたが、 途中からどんどんのめり込んでいきました。 LTCMやエンロンの破綻、9.11のテロ、 そしてサブプライムからリーマンショックまで。 ニューヨークのウォール街で金儲けに奔走する人たちの争いや、 その中でも情報を駆使し、周りライバルたちをを出し抜いていく 主人公の活躍が心地よいです。 なぜか主人公が金・金し過ぎていないので、 ストーリーに共感しやすいようになっている気がします。 冒頭がやや取っ付きにくいものの、 全体的にはとてもストーリーを楽しめる造りになっています。 さらに、近年のマーケットで起こった出来事・事件が わかりやすく書かれている 半分フィクション・半分ノンフィクションの小説です。
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はっきり言って、面白くない。ビジネス的な観点はゼロに近く、主人公の気持ちや恋愛がメイン。主人公が超人的なディーラーというところも気に食わない。現実の人間は苦労しながら成長していくものだから、そういうのを表現してほしいな。
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表題にはサブプライムとあるけど、実際には5章あるうちの最後の1章分を占めているぐらい。むしろエンロン事件から長いスパンの物語になっている。 話の内容は映画のウォール街を想像するとわかりやすい。
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