大盛りワックス虫ボトル の商品レビュー
存在感のなさがちょっと悩みの種の江藤公平、中2。なんだか訳も無くイラついて、千人ぐらい殺してみたくなり、ペットボトルにむかって「ぶっころしてやるっ!」って叫んでしまった。するとそのペットボトルから小さな声が聞こえてきた。「1000回わらわせるんだよ〜ん」 奇妙な豆虫男?に脅迫され...
存在感のなさがちょっと悩みの種の江藤公平、中2。なんだか訳も無くイラついて、千人ぐらい殺してみたくなり、ペットボトルにむかって「ぶっころしてやるっ!」って叫んでしまった。するとそのペットボトルから小さな声が聞こえてきた。「1000回わらわせるんだよ〜ん」 奇妙な豆虫男?に脅迫され、誰でもいいから1000回笑わせなければならなくなった公平は、手っ取り早く文化祭でお笑いをすることにしたが、友だちすらいないのに誰と組めばいいんだ?メンバー探しからつまづいて…。
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面白かったです!(*^_^*)魚住さん、前作の「園芸少年」といい、最近、10代男子を描くのがとても上手い!主人公は、アメトーク風に言えば「中学の時イケてない」少年・公平で、苛められているわけではないけど、クラスでの存在感がゼロという…。それに、もう一人、イケてないクラスメート・三...
面白かったです!(*^_^*)魚住さん、前作の「園芸少年」といい、最近、10代男子を描くのがとても上手い!主人公は、アメトーク風に言えば「中学の時イケてない」少年・公平で、苛められているわけではないけど、クラスでの存在感がゼロという…。それに、もう一人、イケてないクラスメート・三輪と、可笑しなくらいのナルシスト・日比野が混じり、なぜかお笑いトリオを組むことになった。(*^_^*)そんな上手くいくか、と思いながらも、三人それぞれ応援したい気持ちになり、(私は、どこかぶっ飛んだ日比野がお気に入り)、お笑いのネタも緩いながら、なんかいい感じでね。サラサラ読めてしまうんだけど、温かいものが気持ちに残るのと、達成感、クラスメートたちもいい感じじゃん、という嬉しさで、うん、好きだなぁ、このお話。ちょいと気持ちの悪いタイトルの意味も、分かってしまえば、いいんじゃないの! (特に「ワックス」がね。)となるし。
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不思議な生物に「誕生日までに1000回人を笑わせる」という時限つきノルマを課せられた公平。目立たず寝てばかりだったが、同級生2人を誘いお笑いトリオを組んで文化祭のステージに立つことに。 『園芸少年』でも思ったが、男子の3人組を描かせるとうまいなあと思った。お笑いを目指す少年を取り...
不思議な生物に「誕生日までに1000回人を笑わせる」という時限つきノルマを課せられた公平。目立たず寝てばかりだったが、同級生2人を誘いお笑いトリオを組んで文化祭のステージに立つことに。 『園芸少年』でも思ったが、男子の3人組を描かせるとうまいなあと思った。お笑いを目指す少年を取り上げた作品では『the MANZAI』や『カウントダウン』よりも、普通の感覚の同世代の子たちに共感を呼びやすいと思う。ちょっとした非現実的要素もきいている。
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