東京を弄んだ男 の商品レビュー
2022年、石原氏逝去の後に読む。私は石原氏を作家としても、政治家としても評価していない。誰か功績を教えてください。
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猪瀬さんに続き、舛添さんの辞任。では、その前の石原慎太郎はどうだったのか。キャラが強すぎて、その憎まれ口でさえ、タレント化されてしまった石原慎太郎。本著では、そのネガティヴな側面に寄せて、イメージを作り出そうと試みる。しかし、些か中途半端な印象操作の感を否めない。 マスコミに切...
猪瀬さんに続き、舛添さんの辞任。では、その前の石原慎太郎はどうだったのか。キャラが強すぎて、その憎まれ口でさえ、タレント化されてしまった石原慎太郎。本著では、そのネガティヴな側面に寄せて、イメージを作り出そうと試みる。しかし、些か中途半端な印象操作の感を否めない。 マスコミに切り抜かれた発言は、ある程度最初から偏りを持つのだが、極端に寄せた内容に絞ることは中々難しい。本著もそのせいで、中途半端な編集になった印象がある。しかも、何度か出てくる、石原慎太郎サイドの取材拒否。これを愚痴っぽく連呼する事で、私怨、逆怨みのトッピングを振りかけてしまっているからだろう。論理の飛躍、極端な論調が時々目に付くのも残念だ。
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文庫版で初読。筆者の憤りが伝わってくる一冊だった。 石原慎太郎という政治家の行状については、今更自分が語るべきこともない。 ただ、統一地方選を控えて、都知事選挙の投票先を検討する方は、考える材料の一つとして本書を読まれると良いのではないだろうか。
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