最強世代1988 の商品レビュー
豊作と言われている、1988年生まれの野球選手たちのインタビュー集。たしかに、野球に興味のない自分でも、名前ぐらいは知っているという選手が並ぶ。 高校野球以降、それぞれがプロ、大学野球、社会人野球、アメリカのリーグ…と別々の道を行き、それぞれの経験を積んだ。 そして4年経った20...
豊作と言われている、1988年生まれの野球選手たちのインタビュー集。たしかに、野球に興味のない自分でも、名前ぐらいは知っているという選手が並ぶ。 高校野球以降、それぞれがプロ、大学野球、社会人野球、アメリカのリーグ…と別々の道を行き、それぞれの経験を積んだ。 そして4年経った2010年(取材当時)、彼らは何を得、どう感じているのか? 技術や成績云々の話ではないためか、数ページのインタビューでも、なんとなく選手の人柄というか、持ち味が伝わってきて面白い。全員に共通していたのは、しっかりと自分と向き合い、よく考えて、成長しようとしていること。 歳より実力が重視される世界ではあるが、同じ世代に少なからず意識させられる選手がいるということは、やはり刺激になっているはず。「ライバルはいる方がいいんだな」とリアルで思わされた。
Posted by
互いに切磋琢磨しあい、刺激しあいながら高めていけるそんな関係がもてたらどんなにすばらしいことだろうか。今年のドラフトで斎藤佑樹、大石達也を始め、高校からそのままプロ野球に入り活躍を見せる、田中将大、坂本勇人、前田健太。同じ世代が一堂に会す今年、ますますプロ野球から、彼らの活躍から...
互いに切磋琢磨しあい、刺激しあいながら高めていけるそんな関係がもてたらどんなにすばらしいことだろうか。今年のドラフトで斎藤佑樹、大石達也を始め、高校からそのままプロ野球に入り活躍を見せる、田中将大、坂本勇人、前田健太。同じ世代が一堂に会す今年、ますますプロ野球から、彼らの活躍から目が離せないだろう。この本を読んでいて彼らに共通していると感じたのは、みんなそれぞれ自分の頭で考えているということだ。プロに入る以上、技術であったり、メンタル面の強さももちろんあるのだが、それ以外にも自分の頭で理想や夢を語り、課題を見つけ、ひとつずつ解決していくほかに高みへと進む道のりはない。友やコーチや監督といった人たちの影響を受けながらも、彼らの心には確固とした芯があるようなそんな気がした。
Posted by
- 1