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平安朝の悪女たち の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2014/02/20

「悪女」の定義が俗世と違う。 「悪女」ってゆーと、男を垂らしこんで世界を意のままにするってゆーイメージがあるのですが、 この本の「悪女」の定義は、歴史を動かした要因になった女。という意味のようです。 だから、性格がものすごーく良い天女のような女性でも、歴史を左右したってだけで「...

「悪女」の定義が俗世と違う。 「悪女」ってゆーと、男を垂らしこんで世界を意のままにするってゆーイメージがあるのですが、 この本の「悪女」の定義は、歴史を動かした要因になった女。という意味のようです。 だから、性格がものすごーく良い天女のような女性でも、歴史を左右したってだけで「悪女」。 スゴイ定義です。 性格的にも狡い女性こそが悪女じゃないのか?! と思う自分にとっては「それってどーなの?」とゆーカンジです。 本の内容は面白く読ませていただきました。 いや、ホントおもしろかったです。 人によって捉え方はそれぞれだなぁ。 と思うと同時に 事実だけをピックアップしたら、そこに何が現れるんだろう? と思わされた本でもありました。 孝謙天皇の道鏡ご寵愛事件が、事実だけ見れば、ただの主治医と患者の関係だったのかもしれなと思うようになりました。それとも、主治医は逃げたかったのだけれど患者が離さなかったパターンもアリかなぁ? と。 今まで、いろんな本を本できたけれど、それはその本の筆者の考えを読んできたのであって、100%事実ではないことを頭に入れて読んでなかったということを実感しました。 実際に残っている事実だけを取り出したら何があぶり出てくるんだろう? どんな殿が出てくるんだろう? と、思うとまた古文書の勉強がしたくなりました! 本当の殿を見つける旅は長いなぁ……。そしてとても険しそうだ。_| ̄|○ でも、好きだから頑張ってみよう!

Posted byブクログ

2013/02/28

好きな時代の話題なので サクサク読めた。が、登場人物が 多くて 血縁関係とかを理解するのが 大変だった。 もう少し 早く読んでおけば 「平清盛」を もう少しわかったかも。

Posted byブクログ

2011/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本の"悪女"の定義は、政治を動かした女。 奈良時代の光明皇后、考謙天皇から始まり、最後は北条政子まで20人の女性について書かれた本。 ただ、"悪女"の定義が章によって若干違うのでは?と感じる部分もありました。 内容としては、史実+伝承を書いてあるだけなので、読みやすい歴史の本、という印象。

Posted byブクログ