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青春の翻訳法 の商品レビュー

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2011/09/27

著者のエッセイ集。専門の脳科学に関係することにはあまり深く触れず、日々感じることに関して綴られており、割と軽く読めます。 「青春の翻訳法」というタイトルと同じ表現は本文中に登場しますが、この言葉から受けるイメージよりは漠然とした内容で、もっと具体的な行動について教えてもらえると思...

著者のエッセイ集。専門の脳科学に関係することにはあまり深く触れず、日々感じることに関して綴られており、割と軽く読めます。 「青春の翻訳法」というタイトルと同じ表現は本文中に登場しますが、この言葉から受けるイメージよりは漠然とした内容で、もっと具体的な行動について教えてもらえると思った読者もいただろうと思いました。 彼の半生伝というわけでもなく、青春を生きる人に限定的に向けたメッセージでもないようにも思えるため、このタイトルはどうなんだろう、と思います。 仕事を離れて、芸術や歴史について述べられているため、肩肘張らずに読み進んで行けました。 彼の著書に頻出する「クオリア(質感)」という言葉も、この本では1か所くらいにしか出てこなかったので、非常に珍しく感じました。 「ハリポタ」の作者ローリングは、カフェで作品を書いていたのは知っていましたが、アムネスティで働いていたことは初耳でした。 事務所へ届く、必死のメッセージが、彼女の作風に影響を及ぼしたのではないかとのことです。 宗教や文学など、幅広く興味を持っている日々の様子が見られて、親しみが持てますが、はっと目の覚めるようなことは書かれておらず、あまり印象に残りません。 広く外に向けたエッセイというより、著者個人に向かった日記を読んでいるような感じ。あまりエッセイに向かないような気がします。 専門本の方が、生き生きと読者をひきつける人のように思いました。

Posted byブクログ

2011/05/21

はっきりとは分からないが「サンデー毎日」に連載されているエッセイ集をまとめたもののであろう。 読みやすいものではあるが、読後の印象はあまり残りませんでした。  ・過去の偉人たちから学ぶことは多い  ・茂木さんいろんな国を訪れているのね。そして、やはりこの著者も感度がイイです。

Posted byブクログ