学習成果の認証と評価 の商品レビュー
OECDがキャリア教育に関する世界22カ国の調査をした出版物。日本の例はほとんど記載がなく、後書き以外はあまり参考にならなかった。ノンフォーマル学習、インフォーマル学習という2つの言葉がキーワードとして繰り返される、正にインフォーマル学習とは仕事、家庭生活、余暇に関連した日常の活...
OECDがキャリア教育に関する世界22カ国の調査をした出版物。日本の例はほとんど記載がなく、後書き以外はあまり参考にならなかった。ノンフォーマル学習、インフォーマル学習という2つの言葉がキーワードとして繰り返される、正にインフォーマル学習とは仕事、家庭生活、余暇に関連した日常の活動の成果としての学習であり、正に学生にとっては課外活動そのもの。および授業の中でのノンフォーマルな学びとは目標などが明確にデザインされていないが、計画された活動に埋め込まれた学習であるらしい。。「可視化」ということがどこまで可能なのか、後書きの中でポートフォリオを提供していくことにより、成果認証の萌芽となる可能性があると書いているものの、今ひとつ抽象的すぎ、理解しづらい本でした。
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2011 8/5パワー・ブラウジング。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。 フォーマルな教育以外の場で身につけた知識・スキル・能力をどう可視化するか、に関わる本。図書館もインフォーマルな学習の場として絡むかと思って借りてみた。 どう評価/可視化するのかそのものに興味があった(評価の方法自体に興味があった)のだが、ここで論じられている可視化は既にそういう知識や能力を持っていることを如何に周囲に示すか、というような意味での可視化であって能力の評価等の話はあまりない。ちょっと期待とは違った。
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