凋落 の商品レビュー
いけすの外を泳いでると、こーゆー景色を見かけることもある。それの特大のやつって感じ。自分が見かけたやつと突き合わせて考えてみるのも面白い。
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社会人1年目に半年で辞めた会社。 良くも悪くも自分の人生なのでしょうがない。 (勉強になったと。。あのとき就職氷河期だったし) という意味で振り返りで購入。 最後の3文で評価★�に。 ともすれば人々は自らのちっぽけな不運を嘆きがちだ。 持てる者と持たざる者、...
社会人1年目に半年で辞めた会社。 良くも悪くも自分の人生なのでしょうがない。 (勉強になったと。。あのとき就職氷河期だったし) という意味で振り返りで購入。 最後の3文で評価★�に。 ともすれば人々は自らのちっぽけな不運を嘆きがちだ。 持てる者と持たざる者、勝者と敗者が背中合わせのこの社会に 多くの人々が不満を抱きつつもその不満さえもが豊かさの中で 消費されていく。変革の機運はひどく乏しい。息苦しいけれども 物質的に満ち足りてはいる。そんな時代を日本人はいつまで 続けることができるのだろうか?
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破綻した日本振興銀行の木村剛と、SFCG(旧商工ファンド)の大島健伸の人生を巡るノンフィクション。 みんな強欲だねぇ。 高金利だけに目がくらみ日本振興銀行に預金した人たち。 その人たちから預かったお金を怪しげなグループ企業に還流させた木村剛。 日本振興銀行を欺き、お金を引き出した...
破綻した日本振興銀行の木村剛と、SFCG(旧商工ファンド)の大島健伸の人生を巡るノンフィクション。 みんな強欲だねぇ。 高金利だけに目がくらみ日本振興銀行に預金した人たち。 その人たちから預かったお金を怪しげなグループ企業に還流させた木村剛。 日本振興銀行を欺き、お金を引き出した大島健伸。 みんな紙一重なんだけどね。
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レピュテーションとういう個人益の追求。持てるものとと持たざるもの、社会に多くの人々が不満を抱きつつも、その不満さえも豊かさのなかで消費されていく。今日人々は何ら疑問を感じることなく、ひたすら個人益を求め、それゆえ半径50センチの世界しかもっぱらの関心は向けられない。(あとがき抜粋...
レピュテーションとういう個人益の追求。持てるものとと持たざるもの、社会に多くの人々が不満を抱きつつも、その不満さえも豊かさのなかで消費されていく。今日人々は何ら疑問を感じることなく、ひたすら個人益を求め、それゆえ半径50センチの世界しかもっぱらの関心は向けられない。(あとがき抜粋) 「2人の登場人物と取り巻きの人は後悔していないのか?」 「個人益を目指すことで幸せになれるのか?」 「数字の魔力」に想像力をめぐらせる。
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丁寧な取材の積み上げをもとに書かれた、一級の経済ドキュメントです。この手の本は書き手が上手で題材が良くても取材が足りなければ消化不良になってしまい、ごろつきジャーナリズムの記事と大差なくなってしまいます。また取材が丁寧でも分析力や筆力が不足していれば読み物としての面白みがなくな...
丁寧な取材の積み上げをもとに書かれた、一級の経済ドキュメントです。この手の本は書き手が上手で題材が良くても取材が足りなければ消化不良になってしまい、ごろつきジャーナリズムの記事と大差なくなってしまいます。また取材が丁寧でも分析力や筆力が不足していれば読み物としての面白みがなくなります。 SFCGと日本興業銀行を経営していた、大島健伸氏と木村剛氏。全く接点のなかった二人がそれぞれの会社の経営行き詰まりを背景に一瞬交差し、「債権の2重譲渡」という前代未聞の結末を迎えわずか3カ月で蜜月が破たんします。 詳しくは是非本書を読んでいただきたいと思いますが、共通しているのは、両社とも「社会的な意義」や「会社としての使命」を標榜しながら実態的に経営者が目指したのはそれとは無関係のもの。大島氏は蓄財とその後に続く資産隠し、木村氏は成功するまで辞められないという自分の使命感のみ。両社とも従業員のことや取引先の繁栄はまったく忘れ去られている形です。 経営者は棺桶に入るまでその評価は定まらない…というのが本書を読み、最初に頭に浮かんだ感想です。
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犯罪者になってしまったが考え方には共感していた木村剛氏の転落について書かれた本。プライドが邪魔して最後は付け込まれることになったか?
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