フィッシュマンズ の商品レビュー
音楽ライターで『米国音楽』の編集長でもあり、佐藤伸治と仲が良かった著者が『米国音楽』の記事をまとめ、大幅に書き足したフィッシュマンズについての本。全425ページの力作。 佐藤伸治と自宅も近く、日ごろから親しくしていた著者ならではの日常的なエピソードが多くて興味深かった。 佐藤伸...
音楽ライターで『米国音楽』の編集長でもあり、佐藤伸治と仲が良かった著者が『米国音楽』の記事をまとめ、大幅に書き足したフィッシュマンズについての本。全425ページの力作。 佐藤伸治と自宅も近く、日ごろから親しくしていた著者ならではの日常的なエピソードが多くて興味深かった。 佐藤伸治が小山田圭吾や小沢健二についてディスってた事実なども面白い。 レコード会社の移籍が円満なものではなかった事実も知らなかった。 フィッシュマンズについての部分も面白いのだが、著者の音楽が好きでレコード屋巡りが日常な日々についての部分もとても楽しめた。 音楽への愛の深さ、人生への影響の大きさが読んでいて嬉しかったです。 著者はこのあと長編小説なども書いているようで、文章はとても読みやすいです。 フィッシュマンズは初期からずっと素晴らしかったという著者には申し訳ないが、僕は世田谷三部作以外は何度聴いても好きになれない。 ゆるすぎるし、歌詞もピンとこない。 やっぱりメランコリックで死の匂いが漂う、サイケデリックな『空中キャンプ』以降が素晴らしいと思います。
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川崎氏が初めて行ったとされる、1990年12月22日@ラママ「サトウは風邪ひいちゃってー。休み!」ライブ、裏名曲「くつ下」、インクスティック鈴江ファクトリー、下北沢ZOO、SLITS、渋谷から下北まで追っかけた日々。本書前中半までは、わたしの90年代のすべて。 以下本文より抜粋...
川崎氏が初めて行ったとされる、1990年12月22日@ラママ「サトウは風邪ひいちゃってー。休み!」ライブ、裏名曲「くつ下」、インクスティック鈴江ファクトリー、下北沢ZOO、SLITS、渋谷から下北まで追っかけた日々。本書前中半までは、わたしの90年代のすべて。 以下本文より抜粋。 俺は、わたしは、「こんなすごい音楽を聴いている」-だから、教師や、上司や、親兄弟や、そのほかいろいろの「これを知らない」奴らとは、もう違う人間なんだ……そんな突っ張った感情を、あなたは持っていい。 わたしはあのときのフィッシュマンズを観られたことをおおいに自慢します。
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フィッシュマンズ佐藤伸治と著者との数年間。フィッシュマンズの成長や葛藤が見れて面白い。著者によるフィッシュマンズ楽曲の批評も見方によっては面白い。
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