ちひろ 春の画集 の商品レビュー
いわさきちひろさんの春の画集ですね。 少し遅くなりましたが、ちひろさんの「春の画集」をようやく探して見つかりました。 ちひろ美術館刊行の「春の画集」もあります。 作品は、同じようですが、この本は作品が少し多いように思えます。 幼稚園児の子どもたちが中心で、とても元気な姿が可愛...
いわさきちひろさんの春の画集ですね。 少し遅くなりましたが、ちひろさんの「春の画集」をようやく探して見つかりました。 ちひろ美術館刊行の「春の画集」もあります。 作品は、同じようですが、この本は作品が少し多いように思えます。 幼稚園児の子どもたちが中心で、とても元気な姿が可愛らしく、ちひろさんには愛らしく(息子さんへの想いも添えて)、しあわせいっぱいの作品集ですね。 ちひろさんは、花も大好きで、東京の自宅(現在のちひろ美術館)の回りには花がたくさん植えられていて、「ちひろの庭」として今も綺麗に咲いているそうです。 春は、花の饗宴になりますね。ちひろさんは、仕事も手につかず思わず庭先に行かれることが多かったそうです。 「春の画集」は、そうした想いから、色鮮やかに生命力があふれる作品集になっています。 アンデルセンの「おやゆび姫」の挿絵もプレゼントされています。はかない命の輝きが、美しく愛しく描かれています。 ちひろさんの作品を、観るたびに、命が洗われるように感じるのは、清新な子どもたちの表情と、優しい色使いに和やかになる思いからでしょう。
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