紅茶が動かした世界の話 の商品レビュー
図書館本 とにかく無知な自分を恥ずかしいと思いました 紅茶が大好きで、毎日飲んでいるのに! 紅茶、緑茶、ウーロン茶は同じ葉からできているが、製法が違う事でそれぞれのお茶になる事 紅茶はイギリスのイメージが強いが、オランダが紅茶を広めた事 日本の「丸子紅茶」飲んでみたい! 児...
図書館本 とにかく無知な自分を恥ずかしいと思いました 紅茶が大好きで、毎日飲んでいるのに! 紅茶、緑茶、ウーロン茶は同じ葉からできているが、製法が違う事でそれぞれのお茶になる事 紅茶はイギリスのイメージが強いが、オランダが紅茶を広めた事 日本の「丸子紅茶」飲んでみたい! 児童書ですが、歴史に基づいてとても詳しく書いてあります
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全体的な紅茶と世界の歴史が分かって面白かった。 特に後半の「ワカマツ・ティー・コロニー」と、 国産紅茶誕生の話が良かった! でもひらがなが多すぎて読み辛い、 漢字にしてふりがなを付けた方が良いと思う。
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普段何気なく飲んでいる紅茶の歴史をひもといて行くと、世界の歴史とシンクロしていた、紅茶が世界を動かした、という興味深い本でした。紅茶のルーツから始まり、紅茶をひろめたオランダ人の話、紅茶が動かした大英帝国、アメリカ人と紅茶の話、日本人のアメリカ移住お茶栽培物語、日本紅茶の誕生まで...
普段何気なく飲んでいる紅茶の歴史をひもといて行くと、世界の歴史とシンクロしていた、紅茶が世界を動かした、という興味深い本でした。紅茶のルーツから始まり、紅茶をひろめたオランダ人の話、紅茶が動かした大英帝国、アメリカ人と紅茶の話、日本人のアメリカ移住お茶栽培物語、日本紅茶の誕生まで本の展開としては、こんな感じで、児童書ですから、優しい文章で書かれているのですが、その内容は、濃くて面白かったです。同じお茶でも、緑茶向きの中国種と紅茶向けのアッサム種があり、今世界で幅広く栽培されて飲まれているお茶は、紅茶だそうです。日本人になじみ深い緑茶と紅茶の親木は同じということを改めて確認し、お茶の輸入と普及にともなって、世界の歴史も大きく変わったことに驚きました。アメリカ独立への引き金は、お茶にかかる税金に不満が爆発したボストン茶会事件だったことや、生糸と紅茶をひろく栽培しようと、日本からカリフォルニアへ来た移住民の努力と痕跡を知りました。紅茶が、人々に愛用される嗜好品だからこそ、需要と供給をめぐって、世界中の国が動いたのでしょうね。フランスではカフェ・オレ、イタリアではカプチーノにエスプレッソ、オランダはダッチ・コーヒーと、ヨーロッパの国々では珈琲文化が栄えます。そんな中、イギリスが紅茶派なら日本も緑茶です。大陸趣向と島国趣向があるのかなとも思いましたが、そうではないようです。その国の水質がおいしく飲めるお茶を決めたのだとか。国の地形や自然体系、そして生活習慣によって、美味しく飲めるお茶も決まってくるのですね。いやーー、一口にお茶といっても、奥深いものです。生活文化史って表立った世界の歴史と比べて調べても面白いでしょうね。カリフォルニアの日本人移住跡、「ワカマツ・ティー・コロニー」も訪れてみたくなりました。紅茶のルーツを知ると、いろいろな紅茶を味わってみたくなりました。今日のティータイムは、紅茶をいれましょう。余談ですが、作品の中で紹介されている、『茶の世界史』(角山栄著)も機会があれば読んでみたくなりました。
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世界史、興味なし!の人生だったけど、紅茶が絡むとおもしろい。 イギリスとインドや東南アジアの関係とか、おもしろい。 こうみると、紅茶、香辛料など歴史を背負っているものにどんどん興味がわく。
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紅茶の動きを追いながら、世界の動きが見えてくる。イギリスやアメリカに興味のある高学年なら読めるかもしれないが、普通の小学生には少したいくつかもしれない。中学生では読んで欲しい。産業、商業、政治が絡み合った話だが、装丁が女の子っぽくて残念。
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かわいらしい表紙デザインの割には、かなり本格的で読み応えのある、紅茶から見た壮大な世界の歴史の物語。 今まで読んだ紅茶についての本は、紅茶愛好家が情熱をもって筆を走らせたストーリーの本ばかりであったが、今回の本は、著者が新聞記者ということもあり、紅茶をめぐる壮大なドキュメンタリー...
かわいらしい表紙デザインの割には、かなり本格的で読み応えのある、紅茶から見た壮大な世界の歴史の物語。 今まで読んだ紅茶についての本は、紅茶愛好家が情熱をもって筆を走らせたストーリーの本ばかりであったが、今回の本は、著者が新聞記者ということもあり、紅茶をめぐる壮大なドキュメンタリー、という感じ。 紅茶に関わる人物、歴史、政治的観点、経済的観点、世界史、経済史、様々な要素をうまく絡み合わせて生み出された作品で、大変良かった。 参考文献もかなりバラエティ豊富で、いかに色んな面から紅茶について考察を重ねて書かれた作品なのかが分かる。 この本は図書館で借りたのだが、なぜか児童書に分類されていた。文章に多く振り仮名がふってあり、小学校高学年からでも読めるようにはなっていたが、全体を理解するためには、大人も充分対象年齢に入る書籍だと思う。
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遠い昔に勉強した世界史を紅茶と絡めて思い出させてくれた。 大航海時代を勉強されている方におすすめかも 後半の日本と紅茶の話題は幕末明治のちょっと掘り下げたエピソードを著者が資料を手繰って明かしていく といった感じで読ませる感じです あと内容とは関係ないですが、表表紙のチェック...
遠い昔に勉強した世界史を紅茶と絡めて思い出させてくれた。 大航海時代を勉強されている方におすすめかも 後半の日本と紅茶の話題は幕末明治のちょっと掘り下げたエピソードを著者が資料を手繰って明かしていく といった感じで読ませる感じです あと内容とは関係ないですが、表表紙のチェック柄が結構好きですw
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