犠牲にあらず の商品レビュー
ある殺人事件の被害者と加害者,週刊誌の記者がそれぞれの思いで動きまわる.刑期を終えた健一のしたたかな生き方は読んでいて面白かった.政治ゴロの山岡の存在が特異だ.
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ずるい人や小悪人がたくさん出てきます。 こういった小説を好きな人もいるのでしょう。でも僕にはちょっと・・・。読んでいて気持ちよいものではない。
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- ネタバレ
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作者の方の前歴にはルポルタージュや文芸評論などを されていた...などと書かれていますがまさにその通りで 作者の言いたい事、思想が小説という手法でギッチリ 詰まった作品。 マスコミ報道の在り方、環境問題、経済、政治、家族、 父親とは...そして被害者遺族と加害者遺族について...多岐に 渡って作者の持論のようなものが展開される。 それを読まされてる感がビンビンに伝わってくる作品。 途中で挫折しようとしたんですが意地もあって 最後までは読みましたが...ストーリーを楽しんだり 所謂小説を読む高揚感は皆無。すみません...全く肌が 合わない作品でした。 呑み屋で声高に、自分の主張や意見だけをさもエラそうに、 しかも賢そうにこ語る人の近くに座ってしまった時の様な あの、最悪な気分に近いイラつきを感じますw。
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