体験ルポ アメリカ問題児再生教室 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2011年刊行。少数事例だけだが、内容は興味深い。また、著者と少年らとの別離の場面は涙ぐむ。ミクロの観点では、教師らの努力・家庭との連携が重要。マクロの観点では、貧困解消やドラッグの抑制の重要性を感じる。
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アメリカで学校生活が他の人とできない問題児に勉強を教える学校(opportunity school)で子供を教えた著者のルポ。 使われ方は少し違うが、現在日本のいじめの問題で、公立高校は「クビ」の制度がないからいじめがエスカレートするし、教師は手に負えなくなっているという問題があ...
アメリカで学校生活が他の人とできない問題児に勉強を教える学校(opportunity school)で子供を教えた著者のルポ。 使われ方は少し違うが、現在日本のいじめの問題で、公立高校は「クビ」の制度がないからいじめがエスカレートするし、教師は手に負えなくなっているという問題があるが、加害者をこういった特別学校に入れるという制度にしていじめ減少につなげられないものか。
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経費も少なく色々と制約があり厳しい中で、先生たちがどうにかして子供たちを導いてあげることができるか、悪戦苦闘する姿にただただ頭が下がる。麻薬や銃といった問題は海外ならではですね。
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アメリカの教育問題がよく見えてくる。「教育を通じてアメリカ社会の闇をえぐる」といったような社会学的要素はない。著者はひたすらに子どもと接し、彼らのベターライフのために力を尽くす。それだけの話だ。でも、本当に心を揺さぶるのは、そんな話だったりする。
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