経済論文の作法 の商品レビュー
仕事の参考のために、軽めに通読しました。 筆致が楽しく読みやすいです。自分はこの分野のことは全く門外漢なので内容の良し悪しは判断できないですが、著者個人のノウハウや考え方が惜しみなく書かれていて、参考にできる部分も多いんじゃないか、と思いました。
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大学2年生の時にこの本の旧版を読んで以来、実に4年ぶりくらいに本書を読んだが、非常に示唆の富んでいる本だった。今回この本を再び読もうと思ったのは、自分が修士論文の執筆に取りかかるににあたって、今一度経済論文の作法についてチェックする必要があるだろうと感じたからである。しかしなが...
大学2年生の時にこの本の旧版を読んで以来、実に4年ぶりくらいに本書を読んだが、非常に示唆の富んでいる本だった。今回この本を再び読もうと思ったのは、自分が修士論文の執筆に取りかかるににあたって、今一度経済論文の作法についてチェックする必要があるだろうと感じたからである。しかしながら、読みながら徐々に内容を思い出していったのだが、本書は単なる経済論文の書き方にとどまらず、研究に対する姿勢や取り組み方について、とても具体的に、時には突っ込んだ話まで記述してあってくれて、なかなか価値のある本だと思った。ちなみに、本書で述べられている研究に対する姿勢は、(本文中にも取り上げられていたが)梅棹忠夫『知的生産の技術』とだいぶ近いものがあると感じた。
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