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2024/02/03

精神を病んだ人が最後は死ぬという救いのなさそうな話なのに、どれも救われた感じがするのはなぜだろう。87/100

Posted byブクログ

2022/07/12

「亡き妻フィービー」 なんという純愛だろう。 かわいそう、ではない。 切ない、とも少し違う。 なんと幸せな、に近い。 ささやかかもしれないけれど、豊かであたたかい人生と心を感じた。 「青靴下のジャン=フランソワ」 ジャン=フランソワの純朴さが伝わってくる。 これもまた、純愛の話...

「亡き妻フィービー」 なんという純愛だろう。 かわいそう、ではない。 切ない、とも少し違う。 なんと幸せな、に近い。 ささやかかもしれないけれど、豊かであたたかい人生と心を感じた。 「青靴下のジャン=フランソワ」 ジャン=フランソワの純朴さが伝わってくる。 これもまた、純愛の話。 確かに、崖から飛び降りたかのような最期だった。 真実に近ければ近いほど単純であり、遠ければ遠いほどもっともらしい。 真実は無用なり。 だから、小説だからできることがあるんだな。 「紅い花」 狂人の感覚や思考が描かれていた。 他者には理解できないけれど、本人にとっては真実なのだ。 味方はおらず、命をかけてたった一人で戦っている。 その姿は中身を知らないと滑稽だが、その心を知ると切ない。 誰しも同じなのかもしれない。 誰しもが自分の世界でこうして生きているのかもしれない。

Posted byブクログ

2013/11/04

「崖」が、地理的な崖っていうより、狂人と幻影のはざまに落ち込んでしまった、精神的な「崖」だった。最後なんて全然崖出てこないしね。 空ばかり見ている人は、足元に崖があることを知らないし、崖に落ちていることすら気づかないのかも。 しかしどうもこのシリーズの翻訳と選び方が好みでない。

Posted byブクログ