モンスター・コレクションテイルズ の商品レビュー
豪華執筆陣によるモンスターアンソロジー。いやあ堪能しました。 それぞれの作品の色合いやモンスターの扱い方の違いが面白い。 中でもお気に入りは山本弘「醜い道連れ」。SF的要素による仕掛けが堪りません。口絵は後で見た方がいいかも。ネタバレに感じたもので。
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2019年12月23日読了。かつて私も読むふけった、グループSNEによる「モンスター・コレクション」が2011年で25周年とのこと、これはモンスターをテーマにしたSNE作家たちによるアンソロジー。25周年とは私もおっさんになるはず、当時「○○コレクション」の作品群やルールブック、...
2019年12月23日読了。かつて私も読むふけった、グループSNEによる「モンスター・コレクション」が2011年で25周年とのこと、これはモンスターをテーマにしたSNE作家たちによるアンソロジー。25周年とは私もおっさんになるはず、当時「○○コレクション」の作品群やルールブック、リプレイなどを買い漁って読んでいたことを思い出す…。どの作品も作家たち「らしさ」や味があり大変楽しめた。山本弘の作品が、相変わらず切り口・語り口(とライトなお色気も)が鋭くて読みやすくベストかな。水野良の作品も、このアンソロジーの中で最後に読むにはとても余韻が合ってよい作品だった。
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ドラゴン帝国ポイント目当てに購入 でも一応読む それぞれがかなり短めの短編 短い中にも作者ごとの個性は出ているが面白さはなんとも言いがたい モンスター物語にしても同じ舞台設定(『ドラクエ』なら『ドラクエ』、『SW』なら『SW』で)と区切らないと それで終わりになってしまうのでなか...
ドラゴン帝国ポイント目当てに購入 でも一応読む それぞれがかなり短めの短編 短い中にも作者ごとの個性は出ているが面白さはなんとも言いがたい モンスター物語にしても同じ舞台設定(『ドラクエ』なら『ドラクエ』、『SW』なら『SW』で)と区切らないと それで終わりになってしまうのでなかろうか
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手に取ったときはタイトルから、TCG(六門世界)のアンソロジーかと思った(実際、初版にはTCGのカードがついている)のだけれど、実際は懐かしいモンスター紹介本「モンスター・コレクション」、そしてドラゴンブック25周年を記念した、書き下ろしの短編小説集だった。 著者陣が非常に豪華。...
手に取ったときはタイトルから、TCG(六門世界)のアンソロジーかと思った(実際、初版にはTCGのカードがついている)のだけれど、実際は懐かしいモンスター紹介本「モンスター・コレクション」、そしてドラゴンブック25周年を記念した、書き下ろしの短編小説集だった。 著者陣が非常に豪華。特定の世界観を持たず、作風も1つ1つだいぶ違うので、気に入る作品、合わない作品はあるかも。 小説の挿絵は現代のライトノベルらしく、またモンスターの紹介は(25年前の)「モンスター・コレクション」を彷彿とさせる。 新しいライトノベル読者も、昔からのファンタジー好きの人も気に入る作品は見つけられるのではないかと思う。 ------ 「醜い道連れ」(山本弘)、「ミノタウロスの夏」(水野良)、「語り終わりは、惨劇の幕開き」(清松みゆき)が特にお気に入り。 ここまで魅力的な「ラストイーター」の話が今まであっただろうかw
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TRPGの、グループSNEのファンとして色々と感慨深い一冊。古き良き時代を偲ぶ思いで購入したが、蓋を開けてみれば現代風の解釈でリファインされた良質なファンタジー短編集。どの作者も未だ一線で活躍してくれている事それ自体が、ある種心の支えになっている。書店にて新品購入。
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