天球儀とイングランドの魔法使い の商品レビュー
「ボヘミアの不思議キャビネット」の続き。 ジョン・ディーが前作よりも登場。主人公はディーを嫌っていますが、私は結構好きなキャラですw ボヘミアのことについて、少し調べてみましたが、この時代の皇帝が、史実の皇帝とは違うようです… まぁそんなことはどうでもよいのですが、そんなふう...
「ボヘミアの不思議キャビネット」の続き。 ジョン・ディーが前作よりも登場。主人公はディーを嫌っていますが、私は結構好きなキャラですw ボヘミアのことについて、少し調べてみましたが、この時代の皇帝が、史実の皇帝とは違うようです… まぁそんなことはどうでもよいのですが、そんなふうに史実の間違い探しをするのも面白いかと。 これは三部作なのでしょうか? 続きも、まだあるようです。 楽しみ。
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ワンダーキャビネットとセットで買った後、前作が若干好きになれなかったため気乗りしないまま読み始めた。けれど、こちらは面白かった。主人公ペトラ、友人のニールとトミックの物語が交互に進み、徐々に絡み合っていく構成になっている。 作者の思惑通りに読まされている感じはあるものの、海上の旅の様子やディーの家族とペトラとの関係、魔法の美しい描写がたくさんあって楽しかった。続刊がいつになるか分からないが、続きが出たら読みたい。
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前作『……不思議キャビネット』の主人公ペトラは好きになれなかったけれど、それはどうも親目線で読んでいるからなんだなと気づいた。今作でペトラの父が恐ろしく大変なことになり、それをなんとかするための次作にものすごく期待。
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〈クロノス・クロニクル〉第2巻。 舞台はボヘミアからエリザベス女王が統治するイギリス・ロンドンへ。並行して海賊の跋扈する海を渡るシー・ジプシーの船、ボヘミアのサラマンダー城と視点を移しながら物語は進む。 多重構造になった分、1巻より読み応えはあった。 しかし、敵役のボヘミアの王...
〈クロノス・クロニクル〉第2巻。 舞台はボヘミアからエリザベス女王が統治するイギリス・ロンドンへ。並行して海賊の跋扈する海を渡るシー・ジプシーの船、ボヘミアのサラマンダー城と視点を移しながら物語は進む。 多重構造になった分、1巻より読み応えはあった。 しかし、敵役のボヘミアの王子が、なんとなくラスボスから小ボスに格が下がった気がするのは気のせいだろうか。(のこのこイギリスに出てきちゃ駄目だって) アメリカに少女漫画はないだろうけど、一見つまらない女の子が素敵な男子たちに「君の魅力を僕は知っている」と告られちゃうのは世界共通のドリームな訳で、その意味でペトラは王道のヒロインに成長しそうにはなってきたようですね。 極めて個人的な意見だけど、「あの娘」に「あのこ」とルビをふったのは不細工だと思う。王子には「あのむすめ」と言って欲しかった。
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