永遠 の商品レビュー

小手鞠るい【著】

2023/11/21

　大人の恋愛小説らしいのですが、、、《嫌な大人》の恋愛小説な気がします。政治家と短大講師の不倫がメインで、ここに政治家の秘書、女性政治家、短大講師の学生時代の友人が絡んでくる。

　政治家が強か。能力のある女性２人を言葉巧みに操って駒として利用してる。もちろん秘書のことも。

　どう終わるのか気になって読み進めました。過去の男と関係あるの？あら？えっ！って感じです（笑）

2022/10/09

この作者の作品は読んだことがなかったので、題名だけ見て図書館から借りて来た。
読み始めて、自分の好みではないかも…と思いつつ、主人公の女性がこの状況から救いの光を見出せることを期待して読み進めた。
が、結局何の救いもなかった、と私は感じた。
自己中心でしかない男性と、それに翻弄されることでしか自分の存在意義を見出せない女性。やっぱりどちらも共感できなかった。

2016/10/30

ええっー、そこで終わるのか。
政治家という権力者に歯向かったところで、負けるに決まっているよ。
2016.10

2016/09/10

正直冒頭に書かれている、満ち足りた様子の不倫の描写で読むのをやめようかと思った。
薄ら寒い二人のやり取りをやり過ごしたら、少し面白くなったのでそこからは一気に読了。

＜はじめての相手＞というのは、時に人生を狂わせるほどの影響があることがある。
主人公はそのことが原因で目に見える形で堕落していくのではなく、ずっと心の奥に仕舞いながらもまるで呪いのよう、または病のように人生を蝕んでいく。
あの日親友のアパートでの喪失を埋められないまま、１９歳の心を秘めた３０代になってしまった。
主人公は「親を選べないように、私は最初の相手を選べなかった」（というようなことが確か書いてあった）と言っており、真山のことは闇に完全に葬りさらずに大事に心に仕舞っていたのだろう。（なんたる乙女！しかし３０代である）
そのあたりの描写はまあまあ楽しめた。

終盤の事故あたりから、最後の一文までなんとなく消化不良に思えた。
まあタイトルにもある通り、主人公は永遠に真山のことを忘れられないんだろうなと思う。
主人公はこの後も不倫をしたり、大人みたいな恋愛をしながらも永遠に満たされることはないんだろうな。

2014/03/28

この方の作品は初めて。
最初はただの恋愛ものかーと思いつつ読んでて。
主人公の世代が一緒で不倫の話とか・・・あんまり興味なく。
これは★２だなと思ってたんだけど最後の方で少しサスペンスな展開に。
まぁラストが尻切れ的で結果どうなったんだよ！？とスッキリしなかったのが残念。
★２に近い★３で。

2013/02/16

主人公より
父親の痴呆が、ふりをしているのかもってところが、こころにひかかった。認知症にかかったふりをしてｋ、どうしても忘れてしまいたいことがあるとき、忘れたふりをして、それを乗り越えていこうとするのかもしれない。。。って
なるほど・・・

あとは、、お酒がおいしそうだった。

2013/02/09

　作風がどこか変わったなと思った。記載されている参考文献がすばらしく生きていた。
　レイプまがいのことや死体がでてくるあたりは、るいさんの今までの作風からは
想像しがたいが、そのことに読了後気が付いた。それほど続きが気になり、
ページをめくることがもどかしいほどだった。

　ただ、死体のシーンのバイク三人組の登場は必要だったのだろうかと思う。
その三人が殺したことにしたいのはわかるけれど・・・・・・不自然に思えてしまった。

2012/01/13

最初はドキドキの恋愛小説かと思ったけど、
途中からドロドロしだして、最後は思わぬ展開に！！

嫌いじゃないけど 特別好きでもないかなぁ…

男は狡くて女は強し。

2011/11/03

最後に大きな動きがあって最後に読み応えがあったな～って気がする。
途中までは特に面白さもなかったかな。

2011/05/26

政治家の愛人の由樹の前に，20年前から忘れられない男が現れる。

こういう話はどうも楽しめなくて苦手。