機密 の商品レビュー

浜田文人【著】

2021/10/09

シリーズ第二弾。
日本で言うところのFBIやKGBのような存在であるCIRO内閣情報調査室。
内閣官房報償費に関する極秘任務を受けた主人公香月が、政府、日教連、警察機構を巻き込んだ一年前の事件に辿り着く。
やがて、官邸を揺るがす事実が記されたメモの存在が見つかり...

各人の思いと思惑が錯綜し、矜持と執着が絡み合い、殉職と犬死の狭間に、激しい思いがぶつかり！あったりはせず、随分と淡白で静かな一冊でした。
シリーズを意識し過ぎて、なんだか起伏が乏しい感じてしまいました。

『若頭補佐　白岩光義北へ』は非常に面白かったので、落差が激し過ぎて戸惑うな。

2018/06/16

内閣官房報償費に関する極秘任務を受けたＣＩＲＯの香月は、政府・日教連・警察を巻き込んだ１年半前の事件に辿り着く。やがて、官邸を揺るがす事実が書かれたメモの存在が明らかになり…。

2011/10/11

前作よりも面白かった。
仲間や上司との接し方に距離感を持つ主人公。
内調にくるまでの過程など少しずつ解明されていく。