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岩倉具視 の商品レビュー

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2024/07/22

情報通 下級公家の岩倉具視が最後には右大臣まで上り詰めた秘訣は、5年に及ぶ蟄居生活時代に朝廷、幕府双方の機密文章も含めた最新の動向情報を収集し分析、文にて多くの関係者に寄与(政権交代への影響力を与えた)、情報の知恵袋的存在が大きかった、と言う。手入れ(現在の賄賂)も然り、公家内で...

情報通 下級公家の岩倉具視が最後には右大臣まで上り詰めた秘訣は、5年に及ぶ蟄居生活時代に朝廷、幕府双方の機密文章も含めた最新の動向情報を収集し分析、文にて多くの関係者に寄与(政権交代への影響力を与えた)、情報の知恵袋的存在が大きかった、と言う。手入れ(現在の賄賂)も然り、公家内での親族のコネを優先利用し、偽勅・偽錦旗などを作り、摂関制度等を蹴散らし王政復興を盛り上げるなど波乱な人生を生き抜いた岩亀・ヤモリ(岩倉具視のあだ名)的存在だった。現代でも「情報通」は先手必勝に必須だということだ。

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2016/12/22

ちょっと難しい。やっと三章読んだところ。 最後まで読めるかな。 巻頭の岩倉具視の写真が、ゆずの岩沢さんに似ていると思うのは私だけ?

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2018/11/13

読んだけど話が記憶に残らない! 朝廷内の資料も元に怪物岩倉具視を 丸裸に暴いてくれたんだとおもうのですが 読みづらい!   2013.6.8 2018.11.11 再読中 あれ、知識が増えてるからか スラスラ入る!

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2012/11/20

岩倉具視を通して永井路子の時代の捉え方を書いた本。 歴史小説家としての題材の捉え方の独自性が面白い。 ただ、岩倉具視の小説を読もう!という気持ちで読んだら少し拍子抜けかもしれません。

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2011/05/03

想像と違った内容だった。岩倉具視という題名だが、幕末の歴史観が書かれた本だ。小説というよりエッセー。作者の歴史観をどうこう言うつもりはない。岩倉具視という題名がいけないのだ。ちょっと残念。岩倉具視。500円札。懐かしいね。

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2011/04/14

構想四十余年の岩倉具視の評伝、という帯に釣られて買ったが、 読み進むにつれて、白けさせられてしまった。 語り口にも内容にも。

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2011/04/03

岩倉卿の題名の仮面の下、著者の幕末における歴史観を語っているだけのような気がして岩倉卿の物語を読みたい人向けではなかった。 維新後の話もほとんど触れられていない。

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