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猫も杓子も 新装版 の商品レビュー

3.5

14件のお客様レビュー

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2011/04/12

<選んだ理由> 大阪の、それも御堂筋が出てくる小説が読みたくなったから。 <感想> 男女の仲とはこんなにも、深くてどろりと混ざり合うものなんやなあ。 正直、ちょっとこわいかった。

Posted byブクログ

2011/04/05

田辺さんには、かなわない・・ 特に阿佐子と国包の関係においての 阿佐子の気持ちは鳥肌が立つほど繊細で的確。 阿佐子が田辺さんと重なるのですが 著者がモデルなのでしょうか??

Posted byブクログ

2011/03/02

自由気ままに自立して生きる女性って今は巷に溢れているけど、当たり前になった時代っていつ頃なんだろうか。今でも風向きによっては、まだまだ強いな、と感じるもの。この時代って結構キツかったんじゃなかろうか。それにしても自称『人生の美食家』と謳っているこの女性はとっても強くしなやかで素敵...

自由気ままに自立して生きる女性って今は巷に溢れているけど、当たり前になった時代っていつ頃なんだろうか。今でも風向きによっては、まだまだ強いな、と感じるもの。この時代って結構キツかったんじゃなかろうか。それにしても自称『人生の美食家』と謳っているこの女性はとっても強くしなやかで素敵!自由気ままに生きられるって、自分の人生に責任持ってるから出来る事なんだろうな。そんな人でありたいものだ~。

Posted byブクログ

2011/02/27

イラストや小説を書きときどきはテレビにも出演したりと人に頼らず自分でお金をかせいで生きている30歳(でもハタチソコソコにしか見えない)の独身を謳歌する女性阿佐子が、年下のボーイフレンドや年上の愛人との恋愛を経て自分という生き物、生き方を見つめるお話。出だしは面白くいつものようにウ...

イラストや小説を書きときどきはテレビにも出演したりと人に頼らず自分でお金をかせいで生きている30歳(でもハタチソコソコにしか見えない)の独身を謳歌する女性阿佐子が、年下のボーイフレンドや年上の愛人との恋愛を経て自分という生き物、生き方を見つめるお話。出だしは面白くいつものようにウキウキと読み進めたものの、キヨシや信吉、国包と対しているときは阿佐子に共感できるのに、悟と対してるときは逆に悟の言い分に共感してしまい気持ちがあっちこっち行くので途中からちょっと疲れてしまった。そのときどきの自分の気持ちに正直に変な小細工もせず生きる姿勢は潔いものの、ちょっとなぁ、と思ってしまう(私が大阪の粋を解さない東京の田舎者だからかもしれない)。それと出てくる人たちが業界の人だったり、夫を持ちながら愛人も何人も居て女性にも興味がある中年女性(40くらい?阿佐子より上の設定)だったり、とっかえひっかえ若い子をはべらせていつもお金を無心されてる中年女性だったりと、なんだか妙に脂っこい人たちで、胃にもたれたような感じもあり。期待が大きかったので、少し残念でした。

Posted byブクログ