トートーメーの民俗学講座 の商品レビュー
村落の成り立ち、伝統的な家の構造、親族関係、位牌継承など、ウチナーンチュなら誰しも身近に感じるテーマを扱っている。離島の祭祀などを対象とした民俗学はなんとなく敷居が高いというか、どうしても自分が生きる世界からはかけ離れた「客体」であるように感じてしまう。そういう向きにはうってうけ...
村落の成り立ち、伝統的な家の構造、親族関係、位牌継承など、ウチナーンチュなら誰しも身近に感じるテーマを扱っている。離島の祭祀などを対象とした民俗学はなんとなく敷居が高いというか、どうしても自分が生きる世界からはかけ離れた「客体」であるように感じてしまう。そういう向きにはうってうけの民俗学入門書。ムカシンチュが言うことにはこういう背景があったのかぁ、と頷かされる。
Posted by
目次 第1章 村の聖地はどこにあるのか 第2章 生活空間と方角 第3章 門中の人々 第4章 トートーメーについて 第5章 位牌継承と禁忌 第6章 これからの位牌継承
Posted by
- 1