四畳半王国見聞録 の商品レビュー
私の京都、特に東大路や百万遍あたりのイメージは、大学生の生活臭が漂う下町的な雰囲気であり、本作品はそのイメージを独特の語り口でさらにファンタジーに昇華させていると感じました。 もしもう一度大学生活を送ることができるなら、是非京都で謳歌してみたい、と少しだけ思わせてくれます。
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やっぱり面白いなぁ。精神的にしんどい時でも笑ってしまう。これが阿呆神の力か。なむなむ。 四畳半という狭き部屋に自分の王国を作り上げてみたいものです。
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独特の文体と世界観が癖になる~ 哲学的?論理的?×ファンタジー?という作品はなかなかないので、森見さんの作品ならではだと思います。また京都が舞台になっているところも好き。 登場人物はクセありばかりですが、対立していたり仲間で団結していたり、多様なつながりがあるところが大学生として...
独特の文体と世界観が癖になる~ 哲学的?論理的?×ファンタジー?という作品はなかなかないので、森見さんの作品ならではだと思います。また京都が舞台になっているところも好き。 登場人物はクセありばかりですが、対立していたり仲間で団結していたり、多様なつながりがあるところが大学生として楽しそうで、魅力的に思います。
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独特の語り口が面白いです。その分、こちらもその独特さについて行かねばという感じです。 孤独を愉快に描いた、珍妙な舞台に振り回されたような感覚でした。 筆者が私と同年代の時の作品とわかってすごいなぁ…とビックリ。 アニメで観ていた有頂天家族や、夜は短し…などの有名作品もこの方の生...
独特の語り口が面白いです。その分、こちらもその独特さについて行かねばという感じです。 孤独を愉快に描いた、珍妙な舞台に振り回されたような感覚でした。 筆者が私と同年代の時の作品とわかってすごいなぁ…とビックリ。 アニメで観ていた有頂天家族や、夜は短し…などの有名作品もこの方の生み出したものだったとも知ってもう一度ビックリ。これらの本も読んでみたい。
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バカバカしさと所々漂う哀愁と密かな共感が、大袈裟でなくこの奇想天外支離滅裂なお話を読み進める勇気と活力になる。それくらい超絶ワケわからん笑··でした。振り返ると苦笑いせずにはいられないむしろ封印したい痛々しい青春の1ページはきっと誰にでもある! 理解出来ないことに不安を覚えるも...
バカバカしさと所々漂う哀愁と密かな共感が、大袈裟でなくこの奇想天外支離滅裂なお話を読み進める勇気と活力になる。それくらい超絶ワケわからん笑··でした。振り返ると苦笑いせずにはいられないむしろ封印したい痛々しい青春の1ページはきっと誰にでもある! 理解出来ないことに不安を覚えるも、だってこれは森見登美彦なんだもの。と自分に言い聞かせてまた読み進める。そんなのを繰り返しているうちに苦痛が快楽になっている、恐るべし森見ワールド。
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四畳半シリーズ二作目。 やはり中毒性のある森見節。 読み慣れない方には正直「なんだこれ?」という文体と内容だと思うので、万人に薦める本ではないと思うのですが、森見作品を読んでいくうちにこれがハマってしまうのです。 四畳半という「狭さ」と精神世界の「広さ」を対比しながら、頭の中も世...
四畳半シリーズ二作目。 やはり中毒性のある森見節。 読み慣れない方には正直「なんだこれ?」という文体と内容だと思うので、万人に薦める本ではないと思うのですが、森見作品を読んでいくうちにこれがハマってしまうのです。 四畳半という「狭さ」と精神世界の「広さ」を対比しながら、頭の中も世の中も、無限の可能性で繋がっているということを愉快なストーリーを通して教えてくれる本作。 "おもしろきことは良きことなり"の血がしっかりと通ってるこの作品もまたオモチロイ。 森見作品の5冊目くらいに読むことをオススメします。
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「四畳半神話体系」の世界が拡大している! 下鴨幽水荘のあの人々も登場し、彼らに似た愛すべき阿呆たちが京都を駆け巡る! 京都の土地勘が乏しい私ですが、あまり気にせず楽しみました。これでいいのだ!
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言わずもがなの森見ワールド。森見登美彦は本当に四畳半が好きだなあ。最初の2話までは読みづらかったけどその後は読みやすくなってきた。面白かったけど、ちょっとくどいというか再読はしないかな。なむなむ。
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四畳半神話大系とは四畳半つながりで 同じ京都つながりで大学生つながりで それでもって類似したような人物たちが 登場するものの別の作品でした 四畳半の部屋に集まる阿保たちが 阿保神を信じてサークルを作り王国を築き・・・ さらっと読むには理解するのがちょっと難しい と感じました ...
四畳半神話大系とは四畳半つながりで 同じ京都つながりで大学生つながりで それでもって類似したような人物たちが 登場するものの別の作品でした 四畳半の部屋に集まる阿保たちが 阿保神を信じてサークルを作り王国を築き・・・ さらっと読むには理解するのがちょっと難しい と感じました 大衆文学であるはずが純文学の要素もあるため というか文体と語り口調は四畳半神話大系も 同じではありましたが個人的には ちょっとわかりにくいかなって感じで 2度3度読めば面白とは思いますが 2度目を読むのはだいぶ先になると思います
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
建国史、グッド・バイ、開国史の語り手は誰なんだん。 *四畳半王国建国史 *蝸牛の角 *真夏のブリーフ *第日本凡人會 *四畳半統括委員会 *グッド・バイ *四畳半王国開国史
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