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ココロコネクト ミチランダム の商品レビュー

4.1

42件のお客様レビュー

  1. 5つ

    16

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    11

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

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2023/07/22

自分をさらけ出すの下手よね。 ぶっちゃけられない上に、100か0かの発想。 そりゃ辛かろう。 でもまあ、私も似たようなものかもしれない。 周りから見てたら何してんのとなっちゃう。 お母さんともそうだったものね…。親譲りか。

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2020/02/19

こんなに感情移入した恋愛描写ははじめて。 もはや稲葉んの感情だかわたしの感情だかわからないくらい、境目が溶けてしまうくらい、没入する。酩酊する。 稲葉ん!稲葉ん! 今回は伊織の爆発した痛切な叫びにもとても胸を衝かれたし (ひとが真剣に悩んでいるのに前振りでいちゃつくのはやめて頂...

こんなに感情移入した恋愛描写ははじめて。 もはや稲葉んの感情だかわたしの感情だかわからないくらい、境目が溶けてしまうくらい、没入する。酩酊する。 稲葉ん!稲葉ん! 今回は伊織の爆発した痛切な叫びにもとても胸を衝かれたし (ひとが真剣に悩んでいるのに前振りでいちゃつくのはやめて頂きたい。伊織の為だと理解はするけど、稲葉んに他意は絶対にないとわかるけど、結果的に特殊なプレイに巻き込まれたいたたまれなさである爆発しろ!)、 伊織の為にやらかした自己犠牲野郎太一が格好良くてめちゃすごいと心底思えて嬉しかったけれど、 やっぱりダントツで稲葉んである。 取り繕わずに弱さを打ち明ける稲葉んと内心受け止め切れない太一(前巻)とか、伊織の為にクラスで動かなかった稲葉んの利己的な方の理由(今巻)とか、たまに気持ちが軋むけれど、それさえも何だか本物感になってしまいそう。 そもそも稲葉んという人物造形が一巻から常に素晴らしすぎる。 恋愛においては一生懸命さ健気さがどうにも変化球として表れちゃってるの本当いとおしい。 このシリーズを今まで知らなかったことが悔やまれるし、だからこそ未読の続きがまだ沢山あることがこの上なく嬉しい。 あっという間に読破するだろうけれど! 物凄いはまりっぷりである。 幸せだなあ。

Posted byブクログ

2017/05/03
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1年が終わり一区切りの巻だった。 全体を通して思うが、キャラに魅力があるものの、キャラへのキャラ付けが弱い。 言葉で説明するのではなく、背景や行動で説明してほしい。

Posted byブクログ

2017/01/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ4巻。本巻は鮮烈・激烈なインパクトを残す。元来、いつ壊れてもおかしくなかった伊織の黒い感情が、本巻でついに大爆発。人は誰も弱く醜い心を持つが、それを大切な友・恋人に知られた時の恥辱感や情けなさは想像するに余りある。本巻は、感情が他人に伝導するギミックで、これを抉り出す。決して幸福とはいえない幼少期・少女期を送った伊織にとってはかなり酷なシチュエーションであったろうが、友の力を借りながら、弱さや情けなさを認めつつ、徐々に折り合いをつけて克服する過程が、多様な心象表現を駆使し、丁寧に描写される秀作。 表紙絵が何気に5人の関係性を物語るが、なんとも痛い。しかし、ほんの少しだが、自分の立ち位置を見つけた伊織に幸あれと願わずにはいられない。

Posted byブクログ

2016/05/17

思ったことがアトランダムに伝わる感情伝達。 隠している想いも、嫌な感情も。 今回は永瀬が壊れる感じになったが、それを乗り越えていくところがいい! 誰にでもあるどす黒い感情が相手に知られる。 でも友達は受け入れる。 現実は根性むきだしなんて、とてもじゃないけど、受け入れられない。 ...

思ったことがアトランダムに伝わる感情伝達。 隠している想いも、嫌な感情も。 今回は永瀬が壊れる感じになったが、それを乗り越えていくところがいい! 誰にでもあるどす黒い感情が相手に知られる。 でも友達は受け入れる。 現実は根性むきだしなんて、とてもじゃないけど、受け入れられない。 なんだかとてもうらやましい。 そして、なんといっても今回はデレバンがいいっすよねー。

Posted byブクログ

2015/01/20

ココロコネクト第4弾。やっぱ面白いなぁ。 今回の『現象』は『感情伝導』です! 表紙からして伊織に何かあるんではないかと思っていましたが伊織の崩壊が今回のテーマでした。 ストーリー構成がいままでとほとんど変わらないので読んでいて流れが読めてくるし、ちょっと単調な気もしてきますが、...

ココロコネクト第4弾。やっぱ面白いなぁ。 今回の『現象』は『感情伝導』です! 表紙からして伊織に何かあるんではないかと思っていましたが伊織の崩壊が今回のテーマでした。 ストーリー構成がいままでとほとんど変わらないので読んでいて流れが読めてくるし、ちょっと単調な気もしてきますが、挫折や苦悩を繰り返してきた彼らがいままで頑張ってきたことっていうのが今回で成長したって実感できたと思います。 次巻からなにか新しいことが起こるやもしれません。次が速く読みたいです!!! あと、徐々に稲葉んがかわいくなっていて・・・ъ(゚Д゚)グッジョブ!! もうね・・・そういう意味でも次巻が楽しみで仕方ないです。

Posted byブクログ

2014/12/16

シリーズ本編第4弾。 ヴァレンタインの直前、伊織に想いを告白した太一ですが、伊織の返事は「太一とは、付き合えません」というものでした。 ちょうどその頃、「ふうせんかずら」による新たな異変が文研部のメンバーたちの身に起きており、そのことが伊織の心を壊していきます。今度の異変は、...

シリーズ本編第4弾。 ヴァレンタインの直前、伊織に想いを告白した太一ですが、伊織の返事は「太一とは、付き合えません」というものでした。 ちょうどその頃、「ふうせんかずら」による新たな異変が文研部のメンバーたちの身に起きており、そのことが伊織の心を壊していきます。今度の異変は、心の中の感情が、他のメンバーに届けられてしまうというものです。太一たちは、伊織の心の中の言葉が、普段の彼女のキャラクターと違うことに戸惑い、そのことを知った伊織は、周囲の人たちに対して心を閉ざすようになります。 そんな中、文研部顧問の後藤龍善が、文研部の顧問からジャズバンド部に移るという話が持ち上がり、文研部とジャズバンド部は部活発表会で後藤を賭けた勝負をおこなうことになります。 後半のクライマックスで、伊織をはじめメンバーたちが心情をぶちまけることになるのですが、ちょっと理が勝ちすぎているように感じました。結論が「理屈じゃない」ということなので、余計にそこまでのプロセスが迂遠に感じてしまうのかもしれません。

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2013/06/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これ、キツいよ。 思った事、筒抜けでランダムに相手に伝わっちゃうんだもん。 時はバレンタイン。 この状況で、太一は伊織に再度告白し、玉砕。 伊織は太一をフり、姫子は太一に想いを寄せている事が皆にバレバレで。 伊織の完全異変はどうした事か? 伊織はそのせいでクラスメイトといざこざを起こしてしまう。 ってネタバレだけど、ここまでの章って、伊織が殆ど主人公じゃない? ぶっちゃけ伊織の自分探し。 時は流れてゆく。 バレンタインが過ぎ、テストを終え、文化部の発表のために伊織抜きの悪戦苦闘。 相手の声が聞こえる中で、last一週間前になって発表のための作品がバラバラに。 その犯人達を姫子が偶然通りかかった時に耳にして掴み掛かる。 が、所詮女子高生。 そこで痛手を受けなかったのが今回の『感情伝導』でペンタゴンに伝わる。 男子達に頼んだのは伊織を逆恨みしたクラスメイト。 勿論そこにもクラスメイトは居た。 伊織は立ちすくむ。 どうしたら良いのか?と。 以前姫子に『テメエの人生だろうが、勝手に好きなように生きとけっ』の言葉に触発。 唯のお陰で男子達は倒れ込む。 そして、起き上がった男子に姫子、殴られるのを覚悟。 それを受けたのは太一だった。 学校の保健室で休む太一。 ゆらゆらと伊織と伝導しながら会話を続け、別れた。 そして、側に居た姫子。 『居ないなんてあり得ない、好きだ、大好きだ』との洪水の伝導。 太一は、姫子と付き合う事になった。 一方伊織を逆恨みしたクラスメイト 薫 はイメチェンして伊織と友達に。 伊織だから解る薫の気持ち。 サイドストーリーとしては部活の先生を取り合うというカタチがあるんだけど、殆どなーんにも役に立ってません。

Posted byブクログ

2013/04/21

シリーズ4~また<フウセンカズラ>が現れ,感情伝導を始める。そんな2月13日,稲葉からチョコを貰って告白されることが確実で困る太一は,永瀬に交際を申し込み,あっさりと振られる。振った永瀬はジャズバンド研究会の城山から交際を申し込まれ,こちらもあっさり拒否。すると,不良っぽい瀬戸内...

シリーズ4~また<フウセンカズラ>が現れ,感情伝導を始める。そんな2月13日,稲葉からチョコを貰って告白されることが確実で困る太一は,永瀬に交際を申し込み,あっさりと振られる。振った永瀬はジャズバンド研究会の城山から交際を申し込まれ,こちらもあっさり拒否。すると,不良っぽい瀬戸内が永瀬に絡み始め,クラスを煽動し始める。永瀬は誰からの助けも拒否し,孤独の道を歩み始める。永瀬伊織は誰からも好かれるキャラを演じているだけで,本当の自分がビビリで,ひがみっぽい性格で,暗いことを知られるのが嫌で,冷たさの中に沈んでいたのだ。都合の良い顧問をジャズ研と争うため,文研部は学校周辺のお得マップを作成し,学年末考査後の発表に備えていたが,瀬戸内が不良仲間に頼んで模造で発表をするのを妨害した。それを知った永瀬は暴力的に感情を発露し,稲葉と太一が静止する。永瀬に向かって稲葉は自分の恥ずかしい心を吐露してみせる。戸惑うのは太一だ。修復に掛かる中,公園で実行犯達を捉えた稲葉は,逆に頭を殴られて拉致され,廃校場に監禁される。感情伝導で居場所を知った永瀬は出掛けて様子を窺うと,太一と桐山と青木が入り口をこじ開けて突入する。隙を衝かれてナイフで脅される桐山を救うため,出ていった永瀬は,私もこいつらに恨みがあると云う。美少女の魅力に圧倒される相手を伸して引き上げるが,一時的に気を失っていた相手が太一を鉄パイプで殴る。太一と永瀬は意識を失ったまま感情を交換し,恋の終わりを互いに確認する。太一は稲場との交際をスタートさせる~あらあら、可愛い永瀬ちゃんが一歩引いて、姫子が表に立ってきた。あとがきで作者は、イラストのキャラが可愛すぎるから頑張らねばと告白。次は短編集だそうだが・・・読むのは何時のことになるやら

Posted byブクログ

2013/04/03

思いもよらない展開で、びっくり。登場人物の誰もが納得して、誰もが満足している終わり方なのだろう。まだ解決していない問題があるけれど、どうやって話にするのだろう。それが楽しみ。

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