おしまいのデート の商品レビュー
2年ぶり2度目。 大好きな心温まる短編集です。 『ランクアップ丼』がずっと心に残ってて、また読みたくて。 『おしまいのデート』 →おじいちゃんと孫娘の月1回のデート。 両親は離婚してて、どちらも近々再婚予定。 早く再婚相手と仲良くなるんだよって事なのか、 おじいちゃんとの...
2年ぶり2度目。 大好きな心温まる短編集です。 『ランクアップ丼』がずっと心に残ってて、また読みたくて。 『おしまいのデート』 →おじいちゃんと孫娘の月1回のデート。 両親は離婚してて、どちらも近々再婚予定。 早く再婚相手と仲良くなるんだよって事なのか、 おじいちゃんとのデートも今日でおしまい。 『ランクアップ丼』 →放置子のまま高校生になった主人公と高校のおじいちゃん先生の話。「悪さするのはイライラしてるから、イライラするのは腹が減ってるから」って時々たまご丼を奢ってくれてた先生に、社会人になった主人公が毎月給料日に奢り返すんだけど、、、。 『ファーストラブ』 →高校生男子2人の友情なんだか恋なんだか。 1番困ってる時に助けてもらった事って忘れないよね。 『ドッグシェア』 →離婚した30代OLと、大学生男子と老犬の話。男の子との交流を通して元旦那さんの思いやりや、自分のそっけない態度に気付く。 『デートまでの道のり』 →父子家庭の5歳の保育園児と、お付き合いを始めたパパと保育士さんのお話。5歳児がキューピットなのかな?かわいいな?と思いつつも、クラスの子の父親と付き合うなら担任外れた方が、、、って気になっちゃった。
Posted by
読むのは2回目?この、特徴的な天丼のイラストをよく覚えている…。ここから連想して思い出すのは恩師との食事、そんな経験してしまったら晩年忘れられないだろうな
Posted by
恋愛が絡むばかりではないデート5篇。「おしまいの」というのがまたそそる。 「そして、バトンは渡された」を読んで、もう1冊読んでみようと手に取りました。 (帯、または作品冒頭でわかる程度の情報は書きながら感想を書きます↓) 孫と祖父、教師と教え子、同じクラスの男子同士。 特に最初...
恋愛が絡むばかりではないデート5篇。「おしまいの」というのがまたそそる。 「そして、バトンは渡された」を読んで、もう1冊読んでみようと手に取りました。 (帯、または作品冒頭でわかる程度の情報は書きながら感想を書きます↓) 孫と祖父、教師と教え子、同じクラスの男子同士。 特に最初の2作は年齢差も大きく、どちらの立場にも思いを馳せながら、場面によっては少し寂しく、ささやかな希望を感じたり、微笑ましく思ったりしながら読んでいたのですが… 捨て犬をみつけた男女、最後の保育士の話は少々不快。そういうこともあるのかなと思いながら、気分よく読み進めることができませんでした。とりあえず最後まで読みましたが、動物の扱いそれでいいの?と思ったり、思考回路がしんどかったり…恋愛だけが人間関係ではないね、という作品群なのかと思ってたので余計に…恋愛も人間関係だから敢えて並んでいてもいいし、恋愛が嫌なわけではないんだけど、こういうのはなんだかな… 全体的に、あとの話になるほど気分がもやもやしてしまって、少し残念な気持ちで本を閉じました。5作で星4.4.3.2.2→平均3、として記録。
Posted by
デートの相手は恋人だけじゃない、短編集。 ほっこりしたり切なくなったりして、最後の章はなんだかなぁと思ってしまった。
Posted by
この天丼のジャケット、いいなぁ。本書収録の「ランクアップ丼」に登場するのだ。 様々な「おしまい」に焦点を当てた短編集で、可笑しかったり、悲しかったりが軽やかに描かれている。 どれも読んだ後にほんわりと温かさが残る。良い本だった。
Posted by
感謝の前払いする彗子も 生きてればどんなことにも次はあると思う じいちゃんかわいい ランクアップ丼、ファーストラブ、ドッグシェア デートまでの道のり
Posted by
様々な形のデートの短編集。ランクアップ丼はせつなかったし、ドッグシェアはドキドキした。それぞれが未来を予想できる終わり方でとてもほっこりした一冊。
Posted by
「デート」をテーマにした短編集でした。いろんな形のデートがありましたが、個人的には、「ランクアップ丼」がダントツで良かったです。教師と生徒という関係を超えた絆に感動しました。
Posted by
そしてバトンは渡された を読んで面白かったのでこちらも読んでみました。 この本の中では2番目のお話が好きです。 先生と教え子の話。卒業してもこうしてご飯を食べて何をするでもなく近況話したり、ただご飯を食べたりし先生は自分のことを語ったり、人生観を説いたりする訳ではないですが、そ...
そしてバトンは渡された を読んで面白かったのでこちらも読んでみました。 この本の中では2番目のお話が好きです。 先生と教え子の話。卒業してもこうしてご飯を食べて何をするでもなく近況話したり、ただご飯を食べたりし先生は自分のことを語ったり、人生観を説いたりする訳ではないですが、それでも気にかけてる事がお互いに分かる関係性、素敵でした。
Posted by
5つの短編を収録。上機嫌でスイスイ読み進み半日で読了。5つめの話の設定(語り手が保育士の女性で、母親を亡くしてシングルファーザーに育てられている園児のその父親と交際中で、園児との距離を縮めたくてヤキモキしている)に少し引き気味になったものの、全体的には大変満足して読了。少年少女と...
5つの短編を収録。上機嫌でスイスイ読み進み半日で読了。5つめの話の設定(語り手が保育士の女性で、母親を亡くしてシングルファーザーに育てられている園児のその父親と交際中で、園児との距離を縮めたくてヤキモキしている)に少し引き気味になったものの、全体的には大変満足して読了。少年少女とおじいさんおばあさんが好きなので、ニコニコしながら読みました。漁師だったおじいさんが、地球は丸いと学校で習ったという孫娘に、なんだ又聞きの情報か(自分は漁船に乗りながら自分の目で見て実感したもんね)と、まだまだだな若輩者め、とバッサリダメ出しする感じがとても好きでした。実感するとか体感するとかは、とても重要。 それにしても、ブクログユーザーのみなさんの感想を読んでみると、かなりの頻度であまり好きではない言葉「ほっこり」が使われていて、もはやかなり広く使われるようになってしまったのだな、と思い知り、この本とはちょっと離れたところで、やれやれという気持ちになってしまいました。
Posted by