家を抜け出し、川に佇つ の商品レビュー
本物の釣り好きなんだろうなと感じるこの作者のことはよく存じ上げませんが、あくまでも大袈裟にせず、淡々と情景を綴る作風が、その現場に居合わせるような錯覚に陥れてくれる不思議な作品でした。特に「少年釣り師」と「小さな嘘」のエッセーは、小さな男の子を持つ親としては一瞬ウルっときます。
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岩手県一関市在住の村田久氏のFlyFisherに連載されていたエッセイ集。 東北方面の釣行記が多く、「気仙沼市から陸前高田市を通り、海岸線をたどっていく。海辺の町中を走ると、ちらほら咲き出した紅色の桜の姿が目についた」など、震災で大きな被害を受けた地域も登場してきます。 東日本エ...
岩手県一関市在住の村田久氏のFlyFisherに連載されていたエッセイ集。 東北方面の釣行記が多く、「気仙沼市から陸前高田市を通り、海岸線をたどっていく。海辺の町中を走ると、ちらほら咲き出した紅色の桜の姿が目についた」など、震災で大きな被害を受けた地域も登場してきます。 東日本エリアでの復興が進み、ゆっくりと釣りのできるような環境になることが待ち望まれます。
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