奄美の歴史入門 の商品レビュー

麓純雄【著】

2024/04/03

一回読んだだけではなかなか処理しきれないが、灯台下暗しで、今まで何の感慨もなく無意識に目にしてきた耳にしてきた事物の由来を知り、感心した。
奄美小学校の元校長先生が書かれたということで若干偏りもあるけど(苦笑)。
ほとんど黒糖中心だったんだな。

2023/03/31

【琉大OPACリンク】
https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB04888521

2021/02/13

奄美は一時期、琉球王国の一部だったが、その前は大和とも琉球とも違う国だったようだ。是非、基本的な所だけでも学んでみたい。

2020/12/22

『郷土愛の詰まった奄美の歴史書』

■読了時間　1時間53分
■この本をオススメする人
　・奄美大島に地縁のある方
■感想
　旅先のことを少しでも知っておきたいタチなので旅行前に読了。学校の先生が書いたというだけあって、時系列につらつらと歴史が書かれており丁寧でわかりやすかったです。

　琉球王国から明治時代の廃藩置県で日本国となり、たった130年余。その間、敗戦によりアメリカとなっていた期間もある事実。独立運動を行い沖縄よりも先に日本に復帰した等、歴史の教科書には載っていない歴史を学ぶことができました。後半は奄美大島の中でも名瀬地区の歴史ということで、かなりミクロな視点で書かれています。よく調べてあり、地縁がある方ならもっと楽しめたと思います。郷土の歴史を伝えたいという想いの詰まった一冊。自分の地元や母校にもこんな本があれば嬉しいなあ。

2011/06/29

構成と文章が教科書チックで読む気にさせない。前半が日本史の中に奄美史をおいたマクロな視点，後半が名瀬小校区の歴史を語るミクロな視点という構成。だが，前者は大きすぎ，後者は狭すぎる印象で，期待していた程度のザックリとした全体像は掴めなかった。地元の人が読めばまた違うのかもしれないけれど。

2011/01/23

著者は奄美市名瀬にある奄美市立奄美小学校の校長先生です。
学校のホームページに子供たち向け歴史読本として掲載していたものを本としてまとめたものです。
奄美の歴史読本としては徳之島郷土研究会の「改訂新版 奄美の歴史と年表 第三版」(2000年)があり、これも子供向けのやさしい記述となっています。
本書はその後にわかったこと、最新の歴史解釈も含まれていて、子供だけでなく大人、とくに奄美出身の方に是非読んで欲しい本です。
知ってるようで知らないことが一杯だと思います。
副題に”目からウロコの奄美の歴史”とつけてもいいぐらいじゃないでしょうか。
校正のお手伝いをして一度読んではいたのですが、あらためて入手してよかったです。付箋がいっぱいつきました。