屍鬼(ジャンプC)(10) の商品レビュー

藤崎竜(著者)

2013/01/12

物語は佳境へ――特に最初のほうから描写されてきた人が次々に亡くなっていくのを見るのはなかなかこみ上げるものがある。それでいて皆あっけなくあっさりと死んでいく。その辺りにこの漫画（小説）の魅力があるのだろう。

2012/09/28

「――暗い……暗ーい、穴の中を遠ざかってゆくその影は……
　佐々木さんではなくて幹康のそれに見えた。
　わたしは永遠にそこにたどり着けない。」

2011/12/09

一致団結して、屍鬼を殺し回る生き残りの村人たち。
だいぶグロイ表現にもなれてきたわ～と思ってたけど、
杭のシーンが多くて、多くて（；；）

屍鬼の味方をする気はないんだけど、
屍鬼は、感情も痛みも生きてると同じにあるので、
残酷だなぁとやはり思ってしまう。

次巻、最終巻。
夏野、かおり、恵はどうなるんだろう。

2011/10/06

怖い。
ある意味、予想通りの恐さです。

相容れない２つの種族。着地点をどこに持ってくるのか楽しみです。

でも確か、小野 不由美って、「魔性の子」を読んだ印象では、結構、ひどい終わり方をする人な気が…。

2011/05/30

閉ざされた村で次々と起き上がる死体･･････屍鬼。
小野不由美原作のホラー小説のコミカライズ。

ついに人間VS屍鬼が本格化。
藤崎先生の独特のタッチのせいか、ホラーマンガなのに全く怖くありません。
それにしても･･･
常人の2.5倍くらいの図体の持ち主である大川酒店御主人が普通に人間側に存在する不思議ｗ

2011/05/28

屍鬼。10巻。

藤崎竜さんは今までもずっと好きだったけど、
この作品を読んで、もっと気持ち悪くなった。

リアルな描写過ぎてる所もあるけど、
人間が人間じゃなくなったところで、人間みたいに怖いなって。

リアルに怖い。だけど、それが素敵な作品なんだろうなって思うと、原作が読みたくなる。好き。

2011/02/21

漫画化した時から

加奈美のエピソードは削ってほしくないなあ

と思っていたので、よかった。

2011/02/10

いわゆるゾンビ物みたいならまだマシだけど、自分の知人が、
人と違うモノになって害するから「狩る」という構図が怖い。
歌いながら事務的に作業する人の必死さは判るけど、
大川の理屈じゃない怒りの方が理解できない。正義漢というより
狂気に憑かれてるだけの気がする。

2011/02/10

戦争真っ只中。血みどろ。

知り合いの、家族の、愛する人の胸に杭を打ち込んでくなんて狂気以外の何物でもないと思ってたけど
あの村の人たちは一体どれだけの人が理性を保ったまま戦っているんだろう。
読んでるこっちが狂いそうなのに。

田中姉弟が無事に村を出たことがとりあえずすごく嬉しい。
良かった。ほんとに。
あとは尾崎先生と、結城くんと、沙子かな。気になるのは。
徹くんと律ちゃんには、来世とかがあるのなら、幸せになって欲しいなぁ。
この2人は見てて辛いよ。

あと定文おじさんがすごく素敵なんです。←

次巻は夏かぁ。
待ち遠しい。

2011/02/08

いよいよ物語は佳境にさしかかる。血で血を洗う惨殺が繰り広げられる凄惨なシーンとポップな絵柄が妙に合うのだから、フジリューはやっぱり凄い。