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わたしが人生について語るなら の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2022/09/22

感想 好きにできること、できないこと。日々はそれらが複雑に編み込まれた織物。自分の願いをひとつ心に持ち続ける。それは大きな流れを変える力を持つ。

Posted byブクログ

2017/11/26

P72 「自分の好きなことを見つけて それに向かって進みなさい」と言う。 それとはちょっと違う。 「自分の好きなことに向かって進む」 というとき、 それは将来のことを言っている。 「好き」なことは遠くのほうにあって、 そこへ向かって歩いていくための 目標になってしまっている。 本...

P72 「自分の好きなことを見つけて それに向かって進みなさい」と言う。 それとはちょっと違う。 「自分の好きなことに向かって進む」 というとき、 それは将来のことを言っている。 「好き」なことは遠くのほうにあって、 そこへ向かって歩いていくための 目標になってしまっている。 本当の「好き」は「いま、この時」の感情だ。 「今」したいとおもうことを「今」する。 それが「好きなことをする」ことの 本来の姿だ。 「もう充分たのしんだな」と満足できるから 別の「好きなこと」に移っていける。 そのうちに、何か思いがけない すばらしいものに出会う。 あるいは、気づかなかった 自分の能力に気づく ------------- P144 自分のことを「人生」からではなく 命の働きから見る P144 命は、喜びや驚きや感動を たっぷりと味わい、嬉しいと言える 人生を送るために与えられた。 誰にも強制されずに 自分自身の好きなことをさせようとする P144 自分のなかにある 命を信じなさい

Posted byブクログ

2014/11/03
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※このレビューにはネタバレを含みます

【引用】 変化というものは、私たちの思う通りには現れてこない。いつも思いがけない変わりかたをする。求めてつかめるものはわずかであり、大きな変化は思いがけなく起こるのだ。だけどね、心の奥底で願っていると、いつかそれが起きる。これはよくあることなんだよ。でも、たいていの場合は願ったことさえ忘れてしまったころに起きる。そこが、大きな変化というものの不思議さであり、人生のおもしろさでもあるんだよ。

Posted byブクログ

2014/02/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ウィリアム・フォークナー、マーク・トゥエインなどの翻訳、老荘の思想紹介などで知られる著者が87歳の人生を振り返って若い人へをメッセージを語る。 (特に十代の時代に)好きなことを大切に自分の根や幹を養うことの大切さ。 世間に流されることなく、自分の人生を流されるように生きてきた姿は、万人に称賛されるようなものではないが、それこそ独立した人生。ただ、妻子、家族との(独居する)今の関係など、どうなのだろうと思う。 老子のいう、大宇宙・大自然の創造の力としての命が誰もの中にもあり、意志や境遇に関わらず自分の命=天命に従って生きることの大切さは、自分にとって新鮮だった。 14-22

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2012/03/06

偶然に導かれて英文学の道へ、文学は好きで、友達の田村隆一や北村太郎と詩の同人誌をつくって詩や文章を書く、自分の知らない何かが誘ってくれて、わたしの直観が素直に従ったんだな、おもしろそうなことをかぎわける、横浜の港に友達がふたり、最所フミと北村太郎が見送りに来てくれたことを今でも覚...

偶然に導かれて英文学の道へ、文学は好きで、友達の田村隆一や北村太郎と詩の同人誌をつくって詩や文章を書く、自分の知らない何かが誘ってくれて、わたしの直観が素直に従ったんだな、おもしろそうなことをかぎわける、横浜の港に友達がふたり、最所フミと北村太郎が見送りに来てくれたことを今でも覚えているよ。

Posted byブクログ

2011/02/21

八十歳を越えた著者から、主に十代の読者への語りかけというスタイルをとっている。老子に深く根ざし、自らの多様な人生経験もふまえた独特の世界観には、ごくありきたりの日々を送る自分にとっては全面的に首肯することはできないものの、興味深く読んだ。

Posted byブクログ