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認知症の人の歴史を学びませんか の商品レビュー

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2018/02/10

職場スタッフに薦められて。認知症の人の介護の歴史。介護現場にいる人として毎日がより良い現場を模索しながら生きている。参考書籍。 ディサービスに求められているものは「個性」「主体性」「豊かさ」「多様な目的地に沿って」 グループ ホームの運営方法として 主体がどこにあるのか 入居者...

職場スタッフに薦められて。認知症の人の介護の歴史。介護現場にいる人として毎日がより良い現場を模索しながら生きている。参考書籍。 ディサービスに求められているものは「個性」「主体性」「豊かさ」「多様な目的地に沿って」 グループ ホームの運営方法として 主体がどこにあるのか 入居者が主体となること、職員はそのサポートであること。 認知症介護の歴史が具体的に写真入りでわかりやすく読める。整い始めたその歴史は浅い。 拘束にあたるつなぎ服の写真にドキドキとした。あたりまえの時代があったこと、ショックを受ける。

Posted byブクログ

2017/04/26

認知症の歴史を学ぶのに最適の書。 介護保険導入から20年弱。認知症ケア内容現行の方法や制度が何に立脚しているのか知ることはとても大切だと思った。 写真も多く、文章もやさしくて読みやすい。 「ルポ 希望の人びと」と併せて読みたい。

Posted byブクログ

2013/10/15

タイトルの通り認知症の歴史のとても良い教科書。身近に認知症の人間がいない事もあり全く他人事で何も知らなかったと言っていい程だった自分が認知症を知るには最適の内容だった。文章で構成された本編を読み終えて認知症とそれにまつわる人達の努力の歴史を知り、ああいい教科書だったなで終わるだけ...

タイトルの通り認知症の歴史のとても良い教科書。身近に認知症の人間がいない事もあり全く他人事で何も知らなかったと言っていい程だった自分が認知症を知るには最適の内容だった。文章で構成された本編を読み終えて認知症とそれにまつわる人達の努力の歴史を知り、ああいい教科書だったなで終わるだけだったところを、後半の写真が一気に実感を持ったものに変えた。20年前の認知症の扱われ方と現在のグループホームでの姿の対比が(その効果を狙ったということを差し引いても)あまりにも鮮やかで、実際に近しい人間や自分が認知症になった時どうするのが正しく当人も周囲も幸せなのかは答えられないながらも、一つの到達点であると言う本書の冒頭にある言葉がストンと腑に落ちた。認知症になったとしてもあんな風に過ごしたいと思える表情をしてたし、そうさせられる施設があるのは素晴らしい事だと思った。介護に携わる友人から借りて読む。

Posted byブクログ