日産式「改善」という戦略 の商品レビュー
製造業で培った改善が、どのように他でも活かせるかということで、結構共通する部分は共通しているという印象を受けた。 1.顧客視点に限りなく同期していくこと 2.課題をできるだけ(定量的に)顕在化させること 3.現状のやり方・値と新しい方法・目標値の明確化 4.ベンチマーキングや人...
製造業で培った改善が、どのように他でも活かせるかということで、結構共通する部分は共通しているという印象を受けた。 1.顧客視点に限りなく同期していくこと 2.課題をできるだけ(定量的に)顕在化させること 3.現状のやり方・値と新しい方法・目標値の明確化 4.ベンチマーキングや人の育成を含んだ基本行動 組織改革の中でのフレームワークとして活用することができる要素が多い。
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大切なことが丁寧に理解しやすい文章、構造でまじめに書かれていて誰にでも理解できる。あまりにもまじめすぎて、ほほえましいほどに。 標準の設定→達成へのモチベーション、は当然のことかもしれないけれど改めて重要さを感じた。 日産のやり方はもっと理解を深めていきたい
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日産生産方式(NPW)設立を担当した著者らが記すNPWの真髄。これはNRP以前から存在していたものであり、NRP以降さらに加速することとなったQCの手法である。 もともとはQCが目的であったが、その多様性からさまざまな組織づくりに活用できる。 「限りないお客様への同期」をモットー...
日産生産方式(NPW)設立を担当した著者らが記すNPWの真髄。これはNRP以前から存在していたものであり、NRP以降さらに加速することとなったQCの手法である。 もともとはQCが目的であったが、その多様性からさまざまな組織づくりに活用できる。 「限りないお客様への同期」をモットーに三つの柱「流れの仕組み」「加工の仕組み」「手順の仕組み」をつくり、5つの基本行動「ラインを止める」「QRQCの徹底」「順序と時間の遵守」「ベンチマーキング」「人材育成」を徹底する。また、4つの箱という現状把握と改善案への取り組み方法を見える化することもじゅうようである。 日産も大企業病をわずらっていた。部分最適から全体最適へ。
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