キミヤーズの教材・教具 の商品レビュー
研修で紹介された一冊。楽しくすらすらと読めたが、現実的に自分ではちょっと、、と思う実践もちらほら。(顔はペインティングできる気がしない) そこが村上先生のすごいところなのだと思う。子どもたちのためならどんなことでも、という覚悟。 自分の希望に反して、特別支援教育に携わるようにな...
研修で紹介された一冊。楽しくすらすらと読めたが、現実的に自分ではちょっと、、と思う実践もちらほら。(顔はペインティングできる気がしない) そこが村上先生のすごいところなのだと思う。子どもたちのためならどんなことでも、という覚悟。 自分の希望に反して、特別支援教育に携わるようになってから1年弱。 勉強しなくてはならないことがたくさんある。特別支援教育のこと、障害特性のこと、認知発達のこと、福祉のこと、個別の指導、などなど...。 ここまで、授業を基本軸にして(しかも集団での)実践をされている先生を見てモヤモヤがすこし晴れたというか、「そうだよ、まずは授業だよ。」と思えた。どんなに勉強して頭でっかちになっても、目の前の子どもと向きあえなければ意味がない。自分もこんな教師になりたい。
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著書自体は、まだ読み途中ですが、村上先生の講演を聞きに行ったことがあります。 斬新なアイデアと、でも、根拠のしっかりある内容がたっぷり詰まった 贅沢な1冊です。DVDもあるし。 教える、ではなく、子どもたちから引き出す。 自分の方向性を支えてくれます。 先生から直接お話を聞ける...
著書自体は、まだ読み途中ですが、村上先生の講演を聞きに行ったことがあります。 斬新なアイデアと、でも、根拠のしっかりある内容がたっぷり詰まった 贅沢な1冊です。DVDもあるし。 教える、ではなく、子どもたちから引き出す。 自分の方向性を支えてくれます。 先生から直接お話を聞ける機会があれば、もう先生の虜ですよ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一度,研究会の販売ブースで手に取ったが,高い本だなと思い,その時には購入しなかった。 赤木和重さんの別の本を読んで,この人が書いた本だからという理由で購入してみました。 教材・教具を紹介するという類いの本ではなく,実践者の思いがこめられた本です。この教材・教具を通して,どんな姿になってほしいかが一つひとつの教材・教具にこめられています。 本書は,3部構成となっており,第1部村上さんの教材・教具の紹介,第2部赤木さんによる教材解釈,第3部赤木さんによる実践解釈となっています。 「もうひとりの自分」では,自己コントロール力を身につけるにはふさわしい教材・教具になっています。自己コントロール力ってよくいわれていたけれど,正直難しいと思っていたため,なるほどと思いました。 この他にも何をどのように教えるのか,どのようにすれば楽しくなるのか,どのように子どもの姿をとらえればよいのかなどの実践論が書かれています。 第2〜3部もその教材・教具の解説や意義などをヴィゴツキーや発達保障の理論を交えながら分かりやすく紹介してくれています。 著者の二人は,2007年の特殊教育学会で出会ったと書いてあります。自分もこの時に参加していたので,なぜこのシンポジウムに参加しなかったのだろうと後悔しています。この実践にふれていれば今の自分とは違ったかもしれません。 そんな風に思えるほど,自分自身を見つめ直す本になっています。
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