『国際政治』162号 ボーダースタディーズの胎動 の商品レビュー
なんでもボーダースタディーズに包含できるということは学術領域としてのアイデンティティが確立されていないことを意味する。出発点における国際法学と地理学のボーダースタディーズがディス氏プリン的にまとまりをもつ一方で、言説研究に踏み込んだボーダースタディーズを指向する研究者の議論とはか...
なんでもボーダースタディーズに包含できるということは学術領域としてのアイデンティティが確立されていないことを意味する。出発点における国際法学と地理学のボーダースタディーズがディス氏プリン的にまとまりをもつ一方で、言説研究に踏み込んだボーダースタディーズを指向する研究者の議論とはかみ合わせが悪い。
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北方領土問題に対して50:50という新しい案を提案した北大・岩下先生が編集責任者となった「ボーダースタディーズ特集号」です。ちゃんと読んでいませんが(序章以外)、北大のウルフ教授の「国境の男 スターリン」はコーカサスの国境分割も扱っており、面白そう。
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