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日本の若者は不幸じゃない の商品レビュー

2.8

15件のお客様レビュー

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2018/12/09

これまでのマス視点では見えない、何かがうごめいている。 内容や考え方がちょっと偏ってるとはおもうが?? それともこれが今の10〜20代のスタンダードで、俺がついていけなくなっているのか? ゲーム、アニメ、漫画、ネット、携帯、が現実とリンクして境目がなくなっている ただ、そこには間...

これまでのマス視点では見えない、何かがうごめいている。 内容や考え方がちょっと偏ってるとはおもうが?? それともこれが今の10〜20代のスタンダードで、俺がついていけなくなっているのか? ゲーム、アニメ、漫画、ネット、携帯、が現実とリンクして境目がなくなっている ただ、そこには間違いなく”ヒトの群れ”がある。 「今が楽しければいい」は疑問 カンブリアに出演していた「はなまる学習会 高畑さん」の 「メシが食える大人」「自分に合う合わないではなく、自分が合わせる力」という言葉を思い出す。 ・マスメディアのお仕着せの仕掛けが効かない ・学園祭ビジネス:インターネットの普及で簡単に誰でも始められてみんなでつくり上げる感覚  →若者の居場所になる(村)  →裏側を一切見せないのが「ディズニーランド」   裏側をすべて見せる「逆ディズニーランド」がディアステージ(学園祭ビジネス) ・日本人は日本人独特の”ヘンタイさ”を出さないと海外では認められない  →歌舞伎・忍者もヘンタイさがあるから  →デザイン、ハイアートなどの欧米基本ジャンルでは絶対勝てない ・インターネットでいくらでも事前リサーチができる  →かすりもしないものをビジネスにしても売れるわけがない ・お台場ガンダム2009 52日間で415万人(ワールドカップ総入場者数300万人) ・ラフォーレ原宿「ネオ・コス展」 ・地域を巻き込む  →ひこにゃん(彦根城築城400年) 2008年10億円売上  →ETC×マクロス  →京都府×けいおん!  →米子市×初音ミク(ネギ)  →熱海×ラブプラス(ホテル大野屋)  →長野県上田市×映画「サマーウォーズ」(上田わっしょい)

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2015/02/04

でんぱ組.incプロデューサー、福嶋麻衣子さんによる著書。タイトルを補足するならば、「(アニメに明るい)日本の若者は不幸じゃない」。後半では、アニメがもたらす経済効果等について書かれており、アニメが苦手な自分にとっては早く読み飛ばしたい…と思ってしまいました。

Posted byブクログ

2012/06/01

オヤジたちに向けて、今の若者の生き方を強烈に訴えかける。 今の若者はお金がない、働く場所がないから不幸だとは感じていない。 ただ「誰からも認めてもらえてない」と感じた時に不幸と感じるのだそうだ。

Posted byブクログ

2012/05/07
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標題と導入部分の切り口から、興味を持って読んでみたがイマイチ。秋葉原やアニメ、オタク文化が支える日本の経済や文化に与える影響を述べているが、ごく限定的な視点であり大局からの社会考察とは言えない内容であると感じた。 一言で言って内容の薄い作品。

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2012/04/01

う〜ん。いいたいことは。感覚的にはわかるんだけどね。 子育てするとなると。どうする??そこに子どもの居場所は。ないからな。。

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2011/11/21

アキバのメイド喫茶の立ち上げ、アニメの聖地巡礼など紹介し、楽しめる居場所を持つ若者は不幸じゃないという。 本屋で新書のこの本を見たとき、ものすごくイラっとしたのでつい買ってしまったのだ。 ある一定数をカテゴライズして一括りにして「この集団はこうである」とするのに反感を感じる。そ...

アキバのメイド喫茶の立ち上げ、アニメの聖地巡礼など紹介し、楽しめる居場所を持つ若者は不幸じゃないという。 本屋で新書のこの本を見たとき、ものすごくイラっとしたのでつい買ってしまったのだ。 ある一定数をカテゴライズして一括りにして「この集団はこうである」とするのに反感を感じる。そんなの、10人いれば10人とも思ってること違うじゃん。そう単純化して○○系とまとめるやり方がムカつく。「若者は不幸じゃない」じゃなくて、日本の若者である私は不幸じゃない、だよ。 ブータン王国が国民幸福度指数なんてもんを提唱したが幸福なんて計れるものじゃない。結局は金だからGDPで幸福の目安としましょうという本もあった。最近腑に落ちたのは「他人との差によって幸福か不幸かが表面化する」というもの。なるほど。全てが人と同じなら幸か不幸かもないのだ。 これに加えて、幸福か不幸かは本人の絶対的価値によるものだと思う。私は幸福です。私は不幸ですと思っていたら、それはそうなんだろう。だから日本の若者は不幸じゃないと言われても、そんなこと言われたかねぇよ、バーカとなるわけなのであった。

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2011/10/29

日本の若者は不幸じゃないということについて書かれていた本でしたが、 この本を読んであらためて自分たちがめぐまれていることに気がつきました。 自分がやりたいことや趣味を何不自由なくできることはとても幸せなことだとおもいました。 PN:ちゃあ

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2011/10/29

構成や内容が今ひとつなのであまり頭に残らなかった。 ただ、昔(1995年〜2000年ごろ)よく通っていた秋葉原のイメージがかなり変わってしまった経緯に少しふれていた点と、最近のアニメやゲームの内容について少し勉強できた点は何となく頭に残っている。 ちなみに題名は「日本の若者は不幸...

構成や内容が今ひとつなのであまり頭に残らなかった。 ただ、昔(1995年〜2000年ごろ)よく通っていた秋葉原のイメージがかなり変わってしまった経緯に少しふれていた点と、最近のアニメやゲームの内容について少し勉強できた点は何となく頭に残っている。 ちなみに題名は「日本の若者は不幸じゃない」なのだが、最初の方は熱心に語っていたのに最後の方は何の話なのかよくわからなくなってしまったのが残念な一冊。

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2011/08/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

現代若者による現代若者論。 就職難、ワーキングプア、世代間格差。不幸と見られている現代若者は、決して不幸じゃない。不幸に見えるのは、旧世代の価値観から見てるから。 別に正社員じゃなくとも、低収入でも、終身雇用じゃなくても、将来が不安定でも、全然構わないじゃないの?私達は旧世代とは違って「ちょい」で満足できるし、それはそれで結構楽しくやれるんだから、という叫び。 著者らは現代若者を支えるものとして「クラスター」という概念を唱えている。「クラスター」とは、リーダー無き、何となく集合離散する組織。ネット上で、現実世界で、彼らは「クラスター」を渡り歩く事により人生の意義を感じている。(Z・バウマンのいう「ペグ・コミニュティ」と同義語?) 既に起業家として成功している著者だから言える事かもしれないが、彼女らは明らかに、バブル世代やそれに続くロスジェネ世代とは違う価値観を有している。そこに日本の未来への希望を感じるのは私だけであろうか?

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2011/07/25

日本の若者は少なくとも私とは異なる感覚をもっているようで、自分が若い時に欲しいと憧れていたものを必ずしも欲しいとは思っていないのだろうということは薄々感じています。 その代表的なものが自動車ですが、スキーもそれに当たるかもしれません。でも昔と今と環境が異なるので、同じ条件が与...

日本の若者は少なくとも私とは異なる感覚をもっているようで、自分が若い時に欲しいと憧れていたものを必ずしも欲しいとは思っていないのだろうということは薄々感じています。 その代表的なものが自動車ですが、スキーもそれに当たるかもしれません。でも昔と今と環境が異なるので、同じ条件が与えられれば私も同じ感覚を抱いていた可能性はあります。 その環境の違いの最たるものは、携帯電話とインターネット、少し離れて、カラオケボックスやハードディスクビデオも入るかもしれません。多くの人達が、今の若者は可哀相だと言いますが、それはそれを言っている本人との比較であって、若者達の意見では無いのかもしれません。 この本では、特に前半部分でそれが解説されています。後半は、若者が実際に楽しんでいる内容(アキバ、アニメ等)について解説されています。 以下は気になったポイントです。 ・ゆとり教育に問題があるのではなく、ゆとり世代が育ってきた環境(ずっと不況だったこと)により、物の見方や価値観が異なる(p16) ・終身雇用制度の中で定年ま働き続けることができる人達、お金を稼いでその分遊びに費やしてきた人達が、今の若者をと見て、勝手に不幸というレッテルを貼っている(p22) ・家族、実家という居場所が確保されているからこそ、女の子たちは働き方、生き方について自由な選択肢を持つことが出来ているのが現代の特徴(p35) ・ファン同士が一体感を味わって盛り上がるが、ライブが終われば三々五々帰宅するのが最近の若い人達の特徴、その瞬間の盛り上がりは共有するが、密なコミュニケーションを楽しんでいるのではない(p51) ・どんなに下手な歌や映像の投稿でも、極少数でも人が見てくれていて、そこにコメントを残してくれることが安心感に繋がる(p56) ・東京には六大問屋と呼ばれる街がある、駄菓子の日暮里、生地の日暮里、食品器具のかっぱ橋、衣料品の馬喰町、横山町、雑貨おもちゃの浅草橋・蔵前、魚市場の築地、である(p131) ・1877年の西南戦争において、熊本城にこもった政府軍:4000人は、西郷軍14000人の攻撃を耐えて撃退した(p189) ・マスコミが取り上げるよりも、ネットとリンクする形で動いたものは、その効果が長期化する(p195) ・お金が無いから不幸というよりも、誰かに認めてもらいたいけれど、認めてもらえないから不幸、という考え方の人が非常に多い、自分の役割が認められて、そこにいれば安心できる居場所が人それぞれに必要なのではないか(p202) ・自分がどこのクラスターに属するのかを知ってみるのが良いかもしれない、同じ趣味の人、同じ考え方の人と一緒にいると安心感が得られる(p205) ・学園祭ビジネスは、若者たちにとって新しい村であり、新しい居場所である(p209) 2011/2/6作成

Posted byブクログ