沖縄の海の水を北海道に捨てに行く男 の商品レビュー
旅の途中で様々な人と出会って心を交わすところに、人間っていいなと思う。 chaoticな旅の方が予定をしっかり立てた旅よりも面白かったりする、というのはこのことだと思った。それは少し怖いが、私も久しぶりに一人でランダムな旅に出て見たいと思った。 キンシオさんのウェブサイトも読んで...
旅の途中で様々な人と出会って心を交わすところに、人間っていいなと思う。 chaoticな旅の方が予定をしっかり立てた旅よりも面白かったりする、というのはこのことだと思った。それは少し怖いが、私も久しぶりに一人でランダムな旅に出て見たいと思った。 キンシオさんのウェブサイトも読んでみたが、一年ごとの記録を書いてる自分史的なところが読んでいてワクワクする。思いつきで色々企画をしているところ、新しいことに挑戦し続けているところがとても面白い。「「吉祥寺的」にいろんな仕事をすることをモットーにしているキンにとっても、これは異色の仕事であった。」私も新しいことに挑戦したくなった。 あと着眼点がユニークで素晴らしい。「2月、パソコンが壊れ、新しいMacを買う。過去のデータも消える。いいけど。」「8月、タピオカにはまる。」そういうことをいちいち記録するところが良い。 ネーミングセンスもクリエイティビティが溢れている。「か行の夜」
Posted by
テレビ神奈川で放送中 『 キンシオ 』 のパーソナリティ、キン・シオタニ氏。この本では、あまりテレビに出て来そうもない “ 旅好き人好き青年 ” といった印象。なぜ彼が番組を持つようになったのか知りたい。 #D4C2C18
Posted by
2005年に出版。図書館で偶然見つけたキンさんの旅エッセイ。キンさんは貧乏旅行が似合う。現地の人とすぐ友達になれそうだし。苦手なタイプっているのかな?
Posted by
キン・シオタニさんと言えば、私にとっては吉祥寺にあるBOOKSルーエのブックカバーでなじみ深い。だけど文章を書いているとは知らなかった。沖縄の海水を北海道に捨てに行くという、タイトル通りの内容で、想像通りのゆるっと感。たまにはこんな本もいい。期限の決まっていない、明日の予定も決ま...
キン・シオタニさんと言えば、私にとっては吉祥寺にあるBOOKSルーエのブックカバーでなじみ深い。だけど文章を書いているとは知らなかった。沖縄の海水を北海道に捨てに行くという、タイトル通りの内容で、想像通りのゆるっと感。たまにはこんな本もいい。期限の決まっていない、明日の予定も決まっていない旅って最近ご無沙汰。さすがに野宿は出来ないけれど、安い宿を移動しながらだらだら旅をするのもわりと好き。でも仕事をしているとそうもいかない。仕事をしないでずっとふらふらしていると、それはそれで毎日「明日何しよ?」って考えなあかんのがめんどくさかったりする。間をとって、良い感じに出来ひんかな?毎年3ヶ月ぐらいの長期休暇が取れる仕事があればいいんかなぁ。
Posted by
竹富島とはそんなにいいところなのか? 筆者の若いときの旅の記録である。 脱力気味の文章ではあるが、若さが持つ爆発力やバイタリティーに溢れた文章なので、読むと旅へ出かけたくなる。 昔の18きっぷを見て、ものすごく懐かしくなった。
Posted by
54 それは検証が可能なのか? 意味を求めて三千里 君の話しているその話は 本当のところ何を意味しているのか? ツ 経験的無意味 アナタハソレニキズイテイルノカ? 55 1あなたたちがしていることはママゴトにすぎない 2...
54 それは検証が可能なのか? 意味を求めて三千里 君の話しているその話は 本当のところ何を意味しているのか? ツ 経験的無意味 アナタハソレニキズイテイルノカ? 55 1あなたたちがしていることはママゴトにすぎない 2草食動物は菜食主義者ではない 3新しいくつと古いカバン 4考えてはいるけど 悩んではいない 5どうしてきみはそんなにポジティヴなのか? 84 癒されてたまるか 癒されてるばあいじゃない/たいして傷ついてもないくせに/君はかすり傷をおっただけなのに/ 重症だと思い込んでいる/関節が「ポキッ」と鳴っただけなのに/骨折だと思い込んでいる/ 君は癒されたがっている/君は疲れたと思っている/家に帰り/癒し系の音楽を聴いて/ 癒し系の映像を観て/癒し系の言葉を読む/それはおかしい/君は疲れてはいない/目を閉じて/ 口をぽかんと開けて/癒されようとしている君の顔は醜い/君は疲れていない/君は走れる/ 癒されるのは一年に一回/多くてにかいにするべきだ/それくらいの疲れで癒されようとして/ 本当に疲れた時にどうやって立ち直るんだ?/死という究極の癒しに頼るのか?
Posted by
ぶらりと旅に出て、ヒッチハイクとかして、現地の人と仲良くなって、日本中に友達がいて。そういうのに憧れたこともあったけど、さすがにもう無理です。無理というか、やる気もないし。いや、最初からやる気なんてないですけどね。キンシオタニは面白い人生送ってるなぁ。いや、もちろん本人にしてみれ...
ぶらりと旅に出て、ヒッチハイクとかして、現地の人と仲良くなって、日本中に友達がいて。そういうのに憧れたこともあったけど、さすがにもう無理です。無理というか、やる気もないし。いや、最初からやる気なんてないですけどね。キンシオタニは面白い人生送ってるなぁ。いや、もちろん本人にしてみれば大変だったりするだろうし、他の道を選べないんでしょうけども。この本はそんな旅の途中でふと沖縄に行き、たまたま記念に持ち帰った水を、今度は北海道の最北端に捨てにいくという旅行記。あぁ、こういうやつが生きていて、それを見つけて書籍にする世界がまだあるんだと思うだけで、世の中まだまだ捨てたもんじゃないと思えるでしょう。いや、捨てる気なんかありませんし、そもそも捨てられるもんじゃないですけどね。
Posted by
- 1