江戸時代の唐話に関する基礎研究 の商品レビュー
長崎の唐通事・岡島冠山(0673-1728)の仕事とそれが果たした役割について、冠山と唐通事が用いた語彙と語法の緻密な整理・比較分析によってそれぞれの特徴を明らかにした上で、冠山資料が唐通事の唐話資料と日本知識人の唐話学習資料という両面性をもつところにその独自性があることを論証す...
長崎の唐通事・岡島冠山(0673-1728)の仕事とそれが果たした役割について、冠山と唐通事が用いた語彙と語法の緻密な整理・比較分析によってそれぞれの特徴を明らかにした上で、冠山資料が唐通事の唐話資料と日本知識人の唐話学習資料という両面性をもつところにその独自性があることを論証する。[東方書店「書羅盤」より]
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