マリファナはなぜ非合法なのか? の商品レビュー
「なぜタバコやアルコールはよくてマリファナはだめなのか?」その疑問にあらゆるデータを引用して徹底的に答えてくれる本です。正直、私も目からうろこの体験でした。 前に、あるタレントが 『マリファナはタバコや酒よりも依存性が低い』 と言う趣旨の発言をしたことがあってそれが大問題になり...
「なぜタバコやアルコールはよくてマリファナはだめなのか?」その疑問にあらゆるデータを引用して徹底的に答えてくれる本です。正直、私も目からうろこの体験でした。 前に、あるタレントが 『マリファナはタバコや酒よりも依存性が低い』 と言う趣旨の発言をしたことがあってそれが大問題になりました。 僕もご多分に漏れず 「どーゆーこっちゃ!?」 などと息巻いておりましたが、この本を読んで認識が少し変わりましたね。もちろん、僕はいままで大麻は吸ったことがありませんし、酒は少し飲みますが、タバコは吸いません。大麻を実際に吸うことは日本ではあまりにもリスクが高すぎるんで、国内では決してやることはないでしょう。失うものが大きすぎますから。 日本人のメンタリティではアルコールがある程度受容されているのにもかかわらず、大麻がこれだけ目くじらを立てるのはおそらく、覚醒剤やヘロインやコカインなどのいわゆる「ハードドラッグ」と同列にみなしているせいなのかな、と言う読後感でした。 最も、ここに書かれているのはほとんどアメリカの話なので、あの国は日本に比べて大麻に関する許容範囲がぜんぜん違うんで、こういう本が成立するのかな、なんて思いますが、少なくとも『ダメ、ゼッタイ!』と言うスローガンで思考停止してしまった自分の頭を動かすにはいい本だったな、そういうことを思わせるものでした。でも、やるかやらないかは自分で決めてくださいね。僕はそこまで責任を負えませんから。
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アメリカのマリファナ合法化運動のバイブル本。お酒とマリファナを比較するという切り口で、お酒と同じように課税して管理する方法を提案。カルフォルニア州で2010年11月にその制度の住民投票があった。否決されたものの賛成票が46%にあり、実現するのは時間の問題と評価されている!。
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