パリからの紅茶の話 の商品レビュー
久しぶりにワクワクした。紅茶は大好きなので目にすると読む。 著者は知らないが、紅茶は素人みたい。そこから始まるので、それご存知なかった(^_^;)も、愛嬌がある。びっくりしどころも、フランスに長年いるから? みんなが知っている文学作品が出てきますし、単純に楽しめます。あっという間...
久しぶりにワクワクした。紅茶は大好きなので目にすると読む。 著者は知らないが、紅茶は素人みたい。そこから始まるので、それご存知なかった(^_^;)も、愛嬌がある。びっくりしどころも、フランスに長年いるから? みんなが知っている文学作品が出てきますし、単純に楽しめます。あっという間に読める本。
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タイトルを見て思った。どうしてパリと紅茶が関係あるのか。ロンドンなら分かるが、パリならやはりカフェオレだろう。著者が述べているように、フランスにおける紅茶の位置づけはかなり低い。紅茶は、気取った飲み物と書かれているので「うーん、そんなに気取った飲み物か」と思った。それは、ペットボトルや缶に入った紅茶を見慣れて、飲む機会の多い私には、ごく普通の飲み物の一種だと思う。しかし、歴史をたどるとその理由が分かる、19世紀のフランスのブルジョワが、イギリス流の紅茶を飲むようになってから、気取った飲み物と言うイメージが定着したそうだ。 もしかしたら、フランス人のイギリス人嫌いにも関係しているのかな。過去の歴史を見て、ナポレオン時代にしても、百年戦争にしても、互い敵同士であった時代が長いので、脈々とイギリスアレルギー、フランスアレルギーが受け継がれている気がしてならない。
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