夢みごこち の商品レビュー
夢から夢へとつながる物語り。 可愛いタッチで描かれたどうぶつたちがそれぞれ懸命に生きる。それは夢。 榮造と志保、ばっかり繰り返される。 最後まで読んでもやっぱり「夢みごこち」 なんとなく榮造は眠ったまんたなのかなあ。と、思う。カプセルの中で、見ている夢。というより、最初か...
夢から夢へとつながる物語り。 可愛いタッチで描かれたどうぶつたちがそれぞれ懸命に生きる。それは夢。 榮造と志保、ばっかり繰り返される。 最後まで読んでもやっぱり「夢みごこち」 なんとなく榮造は眠ったまんたなのかなあ。と、思う。カプセルの中で、見ている夢。というより、最初からそうなのかも。 増殖し分散化してゆく榮造の夢。もしかするとパラレルワールドもこんなふうに誰かの夢から生まれるのだろうか。
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ちょうど変な夢見た(笑)後だったので、思わず手にとってしまった。。。なんだろ、、、はっきり「分かるー!!」とか言うのではなんだけど、何度も繰り返して読んでしまう。結末も「ホントにコレで最後かな…?」と思うような終わり方で、読み手の想像を、読後も引っ張る感じ。
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明晰夢 よく見ます。 夢から覚めない恐怖。わかります。 「いつまでも見る夢」 秀逸です。 え?誰の夢?みたいなの好きです。 似ているモノを挙げると、映画だけどパプリカとか、インセプションとか、夢と現の狭間の表現が、ぼのぼのみたいな動物のシュールさもあいまって好きな感じ。...
明晰夢 よく見ます。 夢から覚めない恐怖。わかります。 「いつまでも見る夢」 秀逸です。 え?誰の夢?みたいなの好きです。 似ているモノを挙げると、映画だけどパプリカとか、インセプションとか、夢と現の狭間の表現が、ぼのぼのみたいな動物のシュールさもあいまって好きな感じ。 本屋ではコミックコーナーではなく、画集のコーナーにありました。
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さめない悪夢、それも流血沙汰ではない、静謐な不安感がぐるぐるとどこまでも続く。絵がかわいらしく、進み方が淡々としているので、直接的なおそろしさはないが、皮膚の表面でなく、薄皮一枚下があわ立つ感覚に襲われる。
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フジモトさん新刊読了。 身震いするほど壮絶な物語なのに、なぜか読み終えたあとにはぽっと心に火の灯る感じ。不思議。これを読んでいるのも夢なのかな?(笑)
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カワウソ、カンガルー、ヒツジ、ウサギ… さまざまな動物を主人公にしたショートショート。 ただしリレーのように、 一つ一つのストーリーが繋がっていく。 話を繋げるキーワードは、夢。 あるいは、死。 いつものような、シニカルながらもクスリと笑わせてくれる、 フジモトマサルワールドでは...
カワウソ、カンガルー、ヒツジ、ウサギ… さまざまな動物を主人公にしたショートショート。 ただしリレーのように、 一つ一つのストーリーが繋がっていく。 話を繋げるキーワードは、夢。 あるいは、死。 いつものような、シニカルながらもクスリと笑わせてくれる、 フジモトマサルワールドではなく、 もう少し哲学的。 かわいい絵柄で、夢と現を行ったりきたり揺さぶられ、 読了後は、すっかりナーバスな気分に。
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表紙と帯が秀逸 ただし、一気に読むと疲れる 個々にみるとかなりいいところがあるんだけどね(シュールなところ)
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相変わらずと言えば相変わらずのフジモトマサルワールド。夢の中で夢を見て、そのまた夢の中で…という映画「インセプション」をフジモトさんが考えたらこうなるんでしょうね。目が醒めるたびに別の動物になってるというのも一興。 読んでいて思ったのがフジモトさん自身の夢は一体どうなっているのか...
相変わらずと言えば相変わらずのフジモトマサルワールド。夢の中で夢を見て、そのまた夢の中で…という映画「インセプション」をフジモトさんが考えたらこうなるんでしょうね。目が醒めるたびに別の動物になってるというのも一興。 読んでいて思ったのがフジモトさん自身の夢は一体どうなっているのかということ。夢の中で動物になってるのではないかと。そして不条理な世界が展開されるのではないかと。 ご本人から漏れ聞いた話。帯に「ディストピア・コミックの傑作誕生!」と自分で書くのはどうなんだと思いながら書かれたそうです。ちなみに本1冊の中で活字と言えるものはISBNコードのみ。これだけは打ち破れなかったんですね。しかし、カバーを外せばすべて著者の手書き文字だけの世界です。
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