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日本の国会 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2024/06/15

この本で、比較政治学の面白さに初めて気付くことができた。 当たり前だが、国の数だけ統治のスタイルがあり、なにが正しいということはないことを改めて認識した。また、変化は不可欠であることも。

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2020/09/17

法学部の授業をきっかけに読んだ一冊。 題名の通り「日本の国会」について非常に理解を深めることができた。 社会人になる前にもう一度読む。

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2015/10/05
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※このレビューにはネタバレを含みます

議論が深まっていない! このような批判は野党側がいつも主張することです。 しかし、その理由が国会の制度に問題があるのだとしたら・・・ 著書は国会制度が今までどのような効果をもたらしてきたのか、どのような点を改良したほうがいいのか、外国との政治体系と比較しつつ書いてあります。 内容が内容なだけに難解な言葉が数多くありますが、政治に対して、いままでとは違う見方を手に入れることができます。

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2013/04/30

新書という制約の中で、かなり盛り込んだので、少々消化不良な面がある。 問題の分析が、諸外国との比較の中でしてあるのはよかった。 いずれにしても、今の日本の政治家に国会改革の自浄作用があるとはおもえないので、改革の道は険しい。 本来は、憲法改正の前にやらねばならないことだが。

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2013/03/11

日本の国会の実際と目標は本当にイギリス型の「ウェストミンスター・モデル」でいいのか、そもそも「ウェストミンスター・モデル」とは何ぞや……ということを意識しながら、2010年までの日本の国会についての現状を指摘・論じた本。著者は日本の国会研究の第一人者。いわゆる事典な本が読みたい人...

日本の国会の実際と目標は本当にイギリス型の「ウェストミンスター・モデル」でいいのか、そもそも「ウェストミンスター・モデル」とは何ぞや……ということを意識しながら、2010年までの日本の国会についての現状を指摘・論じた本。著者は日本の国会研究の第一人者。いわゆる事典な本が読みたい人は著者の別の本を読んだほうがいいかも。

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2011/12/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『日本の国会』/岩波新書/★★★★☆/政治学やら日本の国会の現状やら、幅広い観点から書いている本。ということで非常に勉強にはなるがそれ以上でもそれ以下でもない気がする。改革案が抽象的すぎるしね。

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2011/08/31

 国会図書館の女性研究者が、日本の国会制度の問題点をきわめて真面目に調査した本。著者の問題意識は「なぜ日本の国会審議は空洞化しているのか?」、その答えは「制度に不備があるから」ということです。  具体的には、日本の国会では制度上、内閣提出法案の修正が認められていないため、国会の...

 国会図書館の女性研究者が、日本の国会制度の問題点をきわめて真面目に調査した本。著者の問題意識は「なぜ日本の国会審議は空洞化しているのか?」、その答えは「制度に不備があるから」ということです。  具体的には、日本の国会では制度上、内閣提出法案の修正が認められていないため、国会の審議で法案の修正がなされにくい。そのため内閣は提出前の法案を国会外の根回しで修正することを習慣とするようになり、肝心な国会内での審議は野党との形骸化した答弁が行なわれるのみになった、と指摘しています。また近年の「ねじれ国会」に対しては、参議院に与えられている力が強すぎることが害を与えている可能性があるとも述べています。  戦後の政治史を背景とした国会審議の変遷、今日の法案成立プロセスの実態、英米の議会と日本の国会との比較などがコンパクトに解説されており、タイトル通り「日本の国会」について知るには恰好の入門書であると思います。

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2011/08/16

昔から疑問に思っていた二院制が、やっぱりおかしなものだということがわかった。 終戦後に一度、一院制になる可能性があったのに、何故そうしなかったのかとても不思議。

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2011/03/29

【読書】日本の国会の審議空洞化の原因を戦後初期からの歴史的経緯からの検証や英仏との国際比較を行うことにより明らかにしようとした本。著者は駒沢大学の大山礼子氏。ねじれ国会が常態化している中、政党間のかけひきが日々行われ、実質的な審議が行われていないという批判がある。3月11日の大震...

【読書】日本の国会の審議空洞化の原因を戦後初期からの歴史的経緯からの検証や英仏との国際比較を行うことにより明らかにしようとした本。著者は駒沢大学の大山礼子氏。ねじれ国会が常態化している中、政党間のかけひきが日々行われ、実質的な審議が行われていないという批判がある。3月11日の大震災で全ては一変した。このような政党間のかけひきに時間をさく暇はない。政治は結果が全てというが、今は何より被災地の一日も早い復興に向け、超党派で知恵を出し合い、様々な施策を実施しなければならない。

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