「はやぶさ」からの贈り物 の商品レビュー
月並みだけど、愛、だなあ。 7年間で60億キロの旅。毎日の軌道修正を必要とするイオンエンジンの技術者だけでなく、多くの人々を相次ぐトラブルで振り回し、回収物のカプセルを放出して大気圏再突入で燃え尽きる…泣けたわ。ドラマみたいだ。徹夜と残業の結晶のプログラムを我が子呼ばわりしていた...
月並みだけど、愛、だなあ。 7年間で60億キロの旅。毎日の軌道修正を必要とするイオンエンジンの技術者だけでなく、多くの人々を相次ぐトラブルで振り回し、回収物のカプセルを放出して大気圏再突入で燃え尽きる…泣けたわ。ドラマみたいだ。徹夜と残業の結晶のプログラムを我が子呼ばわりしていた過去を思い出してしまった、スケールはだいぶ違うけど。 軌道調整する技術がミサイルの誘導技術に通じ、固体燃料を使うロケットがICBMに必須の技術であると見做される…ってのが、戦後75年経っても日本に対する目線なのね。
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淡々とした記録。 でも、もっと知りたい、深く知りたいと思う気持ちをくれた。読み終わった感想は、ただもっと詳しく知りたい(笑)
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「はやぶさ」帰還の実録ドキュメンタリー。 失敗に挫けないメンバーに心が打たれます。 プロジェクトマネージャー川口淳一郎教授がおられるJAXAの研究室、 ”いかにも理系の研究室”って感じ。 久しぶりに母校の研究室に遊びに行きたくなりました。
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淡々と事実のみを書く~序:地球への帰還・1:計画・開発・2:小惑星イトカワへ・3:帰還へ・4:60億キロの旅の終わり・5:分析結果・6:意義と成果~ミニマムサクセス-自立航行で小惑星「イトカワ」とのランデブー フルサクセス-「イトカワ」の科学観測とサンプル採取 エクストラサクセス...
淡々と事実のみを書く~序:地球への帰還・1:計画・開発・2:小惑星イトカワへ・3:帰還へ・4:60億キロの旅の終わり・5:分析結果・6:意義と成果~ミニマムサクセス-自立航行で小惑星「イトカワ」とのランデブー フルサクセス-「イトカワ」の科学観測とサンプル採取 エクストラサクセス-カプセルが地球に効かん、大気圏に再突入して回収、サンプル入手 というのが基準で、結果は想定以上の成功だと考えていた。事業仕分けで低予算の計画が続くだから、当事者の基準で見ていくのが良いのだが、ハヤブサが予想以上の成功をしてしまって、次もまた!と考えてしまうのは仕方ない。「あかつき」の失敗はミニマムまで届いていないが、どこかで奇跡が起こるのを期待していて、朗報が届くまで静かにしているしかないところかな。新聞らしく大人しい客観的な書き方で、本の中で紹介されている山根一眞氏の著書のような熱さはない。あの本は思い入れが強すぎて疲れたが、この本は楽だと感じるが面白くもない。書いたのは専従の記者3名。アカツキにも専従の記者がいるんだろうが、注目を集める機会は来るのだろうか
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