寄付白書(2010) の商品レビュー
2009年度のデータを基に寄付の市場やどんな人が寄付をするのかなど、これからファンドレイズを検討しようとしている人にとって、参考になる本です。 初心者でもスラスラとすぐ読めました。
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日本における寄付はどれぐらいあるのか?いろんな調査結果の中でもこれが最新かつ俯瞰してみることのできる良書だと思う。 個人寄付・法人寄付の調査結果は非常に分かりやすい。 第5章 政策・制度の動きがまとめてあるのは特筆すべき点だろう。 NPOのファンドレイズのプランニングの際、...
日本における寄付はどれぐらいあるのか?いろんな調査結果の中でもこれが最新かつ俯瞰してみることのできる良書だと思う。 個人寄付・法人寄付の調査結果は非常に分かりやすい。 第5章 政策・制度の動きがまとめてあるのは特筆すべき点だろう。 NPOのファンドレイズのプランニングの際、いったいどれぐらい寄付が期待できるか?をシミュレーションする際など、この本の調査結果を元に寄付金を算出することができ非常に役立った。 寄付白書2020では、寄付の総額が10兆円を超えているか!?
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永久保存版。寄付についてまとめられた唯一のデータ集。個人的に驚いたのは、個人寄付と学歴や収入に明確な相関が見れないこと。アメリカの寄付文化の常識で考えていたから、びっくり。日本にnobles obligesというのがないのか、NPOが信用できるレベルに達していないのか。後者な気が...
永久保存版。寄付についてまとめられた唯一のデータ集。個人的に驚いたのは、個人寄付と学歴や収入に明確な相関が見れないこと。アメリカの寄付文化の常識で考えていたから、びっくり。日本にnobles obligesというのがないのか、NPOが信用できるレベルに達していないのか。後者な気がするのが悲しいから頑張らないとだね。
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日本で寄付白書が出たことを喜びたい。自分はNPOなど「中の人」ではないので、資料・データとしての必要性はとぼしいものの、半ば寄付するつもりでこの本を買った。いずれは、PDFなどで無料配布して、別途寄付を募る、という形にされてはどうか。ともあれ、今後も定期的な発刊をお願いします。 ...
日本で寄付白書が出たことを喜びたい。自分はNPOなど「中の人」ではないので、資料・データとしての必要性はとぼしいものの、半ば寄付するつもりでこの本を買った。いずれは、PDFなどで無料配布して、別途寄付を募る、という形にされてはどうか。ともあれ、今後も定期的な発刊をお願いします。 内容としては、データ(しかも、あまり新味のない)の羅列が多く、やや退屈な面あり。今後継続してデータを取り続ければ、「変化」という要素が加わって、またいろんな興味も出てくるとは思うが、「読み物」としてもう少し工夫がほしいところ。一方「寄付ニュース」は良かった。これも続けてほしい。 ファンドレイジング協会は長期的に寄付を今の10倍、10兆円にすることを目標にしている。白書で「目標達成」の宣言がなされる日を心待ちにしたい。
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日本における寄付の循環とボランティア等の労働力としての価値の可視化を実現した日本発の書。 日本の寄付市場は1兆円、ボランティア労働力の金銭的価値は10.5兆円など、 寄付やボランティアが盛んではないと思われていた日本において、 これまでの定説をひっくり返すような内容になっている...
日本における寄付の循環とボランティア等の労働力としての価値の可視化を実現した日本発の書。 日本の寄付市場は1兆円、ボランティア労働力の金銭的価値は10.5兆円など、 寄付やボランティアが盛んではないと思われていた日本において、 これまでの定説をひっくり返すような内容になっている。 良くぞ調べてくれました!という気持ちである。 とは言え、アメリカやイギリスといった諸外国に比べると個人の寄付はまだまだ。 今後の課題と展望にウンウンとうなづきながら拝読した。 また、寄付者やボランティアの動機などについて、部門ごとの調査もあり、 NPOだけでなく、教育機関などのような寄付を必要とする団体や 逆に寄付をする側に回る企業のCSR部門など、 あらゆる箇所で本書が役立つと思われる。 今後も毎年発行されると思うが、 年々寄付総額が伸びていくことを期待したい。
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