コンサルテーション・スキル 他科医師支援とチーム医療 の商品レビュー
薬剤師が医師に処方提案するにあたってどのようなコミュニケーションを心掛ければよいのか学べます。もちろん、実際に医師と薬物治療についてディスカッションするときはこの本だけでなく、医学的知識は必須です。 薬剤師も「責任持ちます」というフレーズを言えるくらい勉強しなくてはと考えさせられ...
薬剤師が医師に処方提案するにあたってどのようなコミュニケーションを心掛ければよいのか学べます。もちろん、実際に医師と薬物治療についてディスカッションするときはこの本だけでなく、医学的知識は必須です。 薬剤師も「責任持ちます」というフレーズを言えるくらい勉強しなくてはと考えさせられます。 現在はver2がでています。
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コーチングスキルの高い先生が書いたコンサルテーションスキル。 形だけ真似しても巧くはいかない。 その場の雰囲気、行間を感じながら、お互いがwin-winとなるよう模索する努力を、もっと深く考えなければいけない。
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明日からすぐに役立つ、という類の本ではありません。ほとんど文字だけで図や表もありませんので、そういう本を探している方には読みにくいかもしれません。 けれど、そうなるべくしてそうなったのだと私は思います。雑誌の特集ということもあったと思いますが、著者が経験した様々な事例を振り返って...
明日からすぐに役立つ、という類の本ではありません。ほとんど文字だけで図や表もありませんので、そういう本を探している方には読みにくいかもしれません。 けれど、そうなるべくしてそうなったのだと私は思います。雑誌の特集ということもあったと思いますが、著者が経験した様々な事例を振り返っていることが多いので、一つとして同じ型ではないのです。 あとがきでも、述べられておられますが、医療であれ何であれ、これをやれば絶対上手くいく!なんてことはありません。その人にはその人のやり方があり、相手が変わればまた違うのですから。コンサルタントの目的はアウトカムの改善ですから、問題はやり方ではなく結果なのです。しかし、似たような事例があっても同じ手法が正しいとは言い切れません。 この本は先述したようにマニュアル本ではありませんが、聞きたくてもなかなか人に聞けないお作法や心構えが沢山書かれています。 「勇気とは、恐怖に耐える気高い態度にある、臆病でなければ勇気は持てない」 「師を見るな、師の見ている先を見よ」 「自分で考える、自分の判断する、自分で吟味する」 などの言葉は、自分には非常に響きました。著者の文学好きと読ませる文章のうまさは一般的な医学書にないものがありますね。
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コンサルテーションにおけるプロフェッショナリズムから研修医への指導法、そして自己の生涯教育まで幅広いトピック満載の非常に読み応えのある書籍である。
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