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心臓外科医の覚悟 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2020/09/27

最新のテクノロジーだけでなく、日々の積み重ねの大事さを改めて感じた。 「自ら問題を解決する訓練をせず、毎回解答を人に頼っていては、トップになることはできない。」 この言葉も響きました。 天才名医と言われている方も多大なる努力の結果であり、やはり努力をする事の大切さを感じれる本...

最新のテクノロジーだけでなく、日々の積み重ねの大事さを改めて感じた。 「自ら問題を解決する訓練をせず、毎回解答を人に頼っていては、トップになることはできない。」 この言葉も響きました。 天才名医と言われている方も多大なる努力の結果であり、やはり努力をする事の大切さを感じれる本でした。

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2019/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

<ポイント> 結果を出すことが重要 どんなに頑張っても結果に繋がっていなければ意味がない 頑張って診断できても治療できていなければ意味がない

Posted byブクログ

2018/11/19

とても参考になった。心に残った箇所を抜き書きする。「手術は手でするものではない、頭でするものだ」頭で手術の工程を何度も反復して、シミュレーションを繰り返すことである。そして、それは一度見た手術を、手術が終わった後に、逐一ノートに書き写すことによって可能となる。(略)手術を見ること...

とても参考になった。心に残った箇所を抜き書きする。「手術は手でするものではない、頭でするものだ」頭で手術の工程を何度も反復して、シミュレーションを繰り返すことである。そして、それは一度見た手術を、手術が終わった後に、逐一ノートに書き写すことによって可能となる。(略)手術を見ることは技術のインプット(入力)である。限られた時間内に成果を出すためにには、情報のアウトプット(出力)が必要である。アウトプット(ノートにまとめること)を前提とすれば、インプット(手術を見ること)も真剣にならざるを得ない。そして、アウトプットすることにより、自分の頭の中にある情報の検証が初めて可能となる。(略)ノートに書くという行為は、インプットされた情報を出力しながら検証し、反復シミュレーションする行為である。しかも患者を傷つけることなく、紙とペンさえあれば、いつでもどこでもできる手術トレーニング方法なのだ。

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2012/08/05

この著者には、真面目で無骨な印象を受けた。なんとなくだが、福島孝徳医師とは対象的なイメージ。いろんな医者がいる。

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2012/02/19

アウトプットの手段として、見たもの、学んだものをノートに書く。 自らの疑問に、自身で考え、調べ、そのあと相談、質問に行く。 自分で決めた以上は、どんな困難に直面しても、それを突破しなくてはいけない。これを乗り越えてこそ強くなれる。

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2011/10/28

著者、山本晋氏の学生時から心臓外科医となり、現在に至るまでが綴られた読み応えのある一冊です。 医療関係や身内に医療系がいる場合にはまだしも、病気や怪我などをした時にしか行かない場の、仕事の内情など知る由もありません。想像以上にハードな中でも志し高く。 日本人の三大死因(癌、心臓病...

著者、山本晋氏の学生時から心臓外科医となり、現在に至るまでが綴られた読み応えのある一冊です。 医療関係や身内に医療系がいる場合にはまだしも、病気や怪我などをした時にしか行かない場の、仕事の内情など知る由もありません。想像以上にハードな中でも志し高く。 日本人の三大死因(癌、心臓病、脳卒中)の一つでもある心臓の手術がどのように行われているのか、参考になります。

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2011/03/06

救急救命に興味を持ち、医者になった著者が心臓外科、大動脈外科医として経験を積んでいく中で得た仕事感やプロとしての心構えを自身の経験を交えながら記した一冊。 医療に関わっていない人でも、参考になる考え方、ハッとするような言葉が書かれている。 久しぶりにいい本に出会ったと思った。

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2011/03/01

沖縄タイムス2011.02.26。「そと、2冊」石本真樹・文。 《この本には、川崎幸病院大動脈センター長である著者の、医師としての道のりが書かれている。(中略)著者は、覚悟をしたからには、どんな困難も「胆力」(=「困難突破力」)を鍛えて乗り越えなくてはならないと言う。それは、自...

沖縄タイムス2011.02.26。「そと、2冊」石本真樹・文。 《この本には、川崎幸病院大動脈センター長である著者の、医師としての道のりが書かれている。(中略)著者は、覚悟をしたからには、どんな困難も「胆力」(=「困難突破力」)を鍛えて乗り越えなくてはならないと言う。それは、自分を貫いた人だからこそ言える、確かな言葉だ。》

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2011/01/14

今、もっとも注目されている心臓外科医の一人である山本晋の本。命と向き合ってきた20数年の手術経験を例にあげながら、命の最前線を担う医師としての倫理観や患者とのかかわり合いを書く。この10年間の手術数は2000例を超え、成功率は非常に高い。また、アメリカ留学中は世界的に有名な心臓外...

今、もっとも注目されている心臓外科医の一人である山本晋の本。命と向き合ってきた20数年の手術経験を例にあげながら、命の最前線を担う医師としての倫理観や患者とのかかわり合いを書く。この10年間の手術数は2000例を超え、成功率は非常に高い。また、アメリカ留学中は世界的に有名な心臓外科医の500例以上の手術に立ち合い、克明にノートに記録した。この作業により、苦もなく大動脈瘤の手術をこなすことができるようになっていたという。これらの稀有な経験から職業の捉え方、生きる術を語り、医療界の閉塞した状況にも一石を投じる。

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