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人びとは本気で怖れていた! 怪奇物語 の商品レビュー

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2017/11/09

子供向けに書かれた日本歴史シリーズの第2巻のようだ。 歴史上伝えられてきた怪奇な物語を 史実に基づいて子供によくわかるように書かれていた。 菅原道真怨霊伝説、百鬼夜行、 桓武天皇が長岡京を10年で捨てた謎、 平将門の怒り、生きて怨霊となった崇徳上皇 大陸渡りの妖狐、日本一のホラ...

子供向けに書かれた日本歴史シリーズの第2巻のようだ。 歴史上伝えられてきた怪奇な物語を 史実に基づいて子供によくわかるように書かれていた。 菅原道真怨霊伝説、百鬼夜行、 桓武天皇が長岡京を10年で捨てた謎、 平将門の怒り、生きて怨霊となった崇徳上皇 大陸渡りの妖狐、日本一のホラー「お岩さん」 佐賀藩化け猫騒動、船幽霊・共潜き 怪談ブーム「百物語」の恐怖 天神様の菅原道真や平将門など 知っている、知ってるこの怨霊話と思うものもあったが、 長岡京を捨てた理由や佐賀藩化け猫騒動など 初めて詳しく知った話もあって、興味深く読めた。 平安時代や江戸時代など 比較的人々の生活も落ち着いて 政権が安定していた時期に伝わった怪奇物語が多いようだ。 それまでの怪奇現象を 落ち着いた環境になってから、人々が語りだしたということだろうか。 物語に怨霊を祀ってある神社などの写真も添えられある。 湯島天神や平将門の首塚、長岡京後、お岩稲荷など 実際に私は訪れている。 確かにこんないわれを聞いたなあと、思い出すと 再びその地を訪れてみたくなった。 現存する百鬼夜行絵巻もじっくりと見てみたいと思った。

Posted byブクログ