年下の上司 の商品レビュー
うんなんかもうね、このシリーズを図書館で借りるのってびみょうに恥ずかしいねんけど(笑。いかにもなので)いやいやそれは自意識過剰! ちゅうか失礼!! (いやでももうここまで通ってたらいい加減司書の先生との顔見知りやし、時折ママ友がカウンタ業務をしてはったりするからさ・・・) ま...
うんなんかもうね、このシリーズを図書館で借りるのってびみょうに恥ずかしいねんけど(笑。いかにもなので)いやいやそれは自意識過剰! ちゅうか失礼!! (いやでももうここまで通ってたらいい加減司書の先生との顔見知りやし、時折ママ友がカウンタ業務をしてはったりするからさ・・・) まあまあまあまあ、でも、面白いねんすいません。 エタニティブックスの白、blancなので堂々と読めますよ(?)! ちゅうかね、 わッかりにくいわ!! と、キィィとなった(笑)。 平行して「陽だまりの彼女」を読んでいたため、こちらの果歩と藤堂の距離感はもう、何が何だか。 よくお互いこれでお互いに憎からず思ってるって伝わるな!? と、つくづく感心したよー。 頭のいい人の恋愛は違うな(笑)。 私のような鈍やと、これはどちらの立場になっても恋愛には発展せんわ(笑)。 晃司くんとも 「いつ別れたん?」 ちゅう具合やったし(笑)、またその晃司くんと別れたことを藤堂さんへ伝えたときも 「これで伝わるん?」 ちゅう具合やったし(笑)。 読んでる私はいわゆる「神の視点」やから理解できるけど、これ、当事者やったら 「・・・・・・・・へ?」 ちゅう具合やで。「え」ですらない。 まー難しい。著者のオブラートが厚すぎて難しい。 でも、面白かった。 生々しくなくていいわ・・・。 と、思っていたら、最後の最後に果歩ちゃんが流奈ちゃんへいうたセリフがここまでのオブラートは何やったんやっちゅうぐらい直接的な言葉で、 「最後にそれかい」 と、ちょっと笑っちゃった。 書き分けてははるけど登場人物も多いし、過去の出来事も絡めてるのによくこれだけでまとめたなーって思う。 リズムもテンポもよくって、ほどほどにキュンもできて、面白かったです。 なんせ、恋愛は牛歩の歩みでも(すごいたとえやな)、お仕事物語としても楽しかった。 ここまで役所業務に詳しいって、著者は関係者か・・・、と、思ってしまうわ。 ほんで、私も庶務が好きよ。庶務の仕事大好き。果歩の気持ちがわかるわー。 まあ、美人ちゃいますけどね(ちーん)。 だって果歩ちゃん、仕事中に何回化粧直ししはるん。ふつうのOLさんってこのくらいやらはんの? それはそれで、大変やね・・・。 ひとつの仕事をやり遂げようとするなら、人間関係は円滑にはならない、とか。 その人間関係の外から、仕事をスムーズにすすめるための手助けをしているだけ、とか。 ああ・・・。ちゅう具合。現在の私がそういう立ち位置でいてたので・・・。 それがここにきて急に人間関係のど真ん中に放り込まれて、グッタリしてるのがここ数か月の「気重業務」なわけやけども・・・。 大きな失敗もなければ、傷つくこともない、責任もない立場。 楽やけどなあ。どうやろうなあ。 「必要とされない」 ちゅうのは、楽かもしれへんけど、結構こたえるものはあるよね・・・。 でも、気重業務に関しては、必要とされたいと思う気持ちはとうに風化してるから、ここまで気重なんやろうな。 もうそこまでして、何かをやり遂げたいとは思ってない・・・。 まあまあその愚痴はええねん。あかんねん。すいません。 蔵書にあるのなら、著者の他タイトルも読んでみたいな。 2010年初版のわりに、読み込まれ具合がめっちゃ好みやった(ハードの話)。 なんだかんだいうて、借りてはる方結構いてはるよね、アルファポリスの単行本。 ほんで、めっちゃどうでもいいけど、給湯室のシンクへ使い終わったコップたちを「投げっぱなし」にするっていう表現、すごいね・・・。 うちとこらでは、使わないなー。投げっぱなし・・・。 もちろんほんまに投げたわけではないよな。(笑) (2017.02.20)
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エタニティブックスから、年下の上司。 少し暗い雰囲気から始まるのですが、エタニティシリーズでは個人的にナチュラルキス、PUREの風さんに次ぐ文章力、構成力だと思っています。 なかなかじれったいところもあるのですが、何より最後の盛り上がりが私好み! 恋愛小説が好きな方にはおすすめ...
エタニティブックスから、年下の上司。 少し暗い雰囲気から始まるのですが、エタニティシリーズでは個人的にナチュラルキス、PUREの風さんに次ぐ文章力、構成力だと思っています。 なかなかじれったいところもあるのですが、何より最後の盛り上がりが私好み! 恋愛小説が好きな方にはおすすめしてみたいです。
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