世界一自由な脳のつくり方 の商品レビュー
茂木さんの本は脳に刺激を与えてくれます! とにかくインプットとアウトプット。常に新しい環境を生み出し、脳に刺激を与えることです!
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2012年11月 02/87 「マインドセット」が気になって、検索していて出会った本。著者にあまりいいイメージが無かったのですが、読んでみてよかったです。具体的なマインドセットの外し方の提案もありました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ライフスタイルを与えられる側か、与える側か Free Agent Nation (Daniel Pink) 日本人は「一人ですべて作るのが偉い」という職人思想の幻想にとりつかれている 新しいコンセプト 日本のサラリーマンはサーバントとしての教育しか受けていない 直接性を大事にする純度の高いもの 誰かの眼鏡とおしていない直の体験 肌で感じる TED ( Technology Entertainment Design ) 会議をネットでみる 世界の知識人、経済、政治、ジャーナリストの議論を感じる ダボス会議 コンセプトとディテール 情報を捨てる
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日本人のマインドセット(潜在意識・思想)は旧来のものづくり時代のもので、イノベーションを起させる脳に程遠い。原因は、今の日本の教育や企業の風土・組織などにあると主張。従来の考え方捉われないマインドセットを持つことが重要だと再認識。
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脳科学者で、マスメディアにもしばしば登場している茂木氏の昨年の著書です。茂木氏といえば「脳」といった感じに、自己ブランド化ができているように思います。 「自由な脳」とうたってはいますが、内容は米国一辺倒で、米国のマネゴトをすることが自由なのだといわんばかりです。確かに日本の多く...
脳科学者で、マスメディアにもしばしば登場している茂木氏の昨年の著書です。茂木氏といえば「脳」といった感じに、自己ブランド化ができているように思います。 「自由な脳」とうたってはいますが、内容は米国一辺倒で、米国のマネゴトをすることが自由なのだといわんばかりです。確かに日本の多くの人は、過去の方法にとらわれたり失敗を恐れたりして、発想が萎縮してしまっている部分はあるのですが、だからといって米国のマネゴトで自由になれるとも思えない。 過去のしがらみからも、米国からも自由なものの考え方を、もっと前面に打ち出したほうがよかったのではないでしょうか。 iPadやキンドルは、日本人には作れない、それは間違いない。ですがおそらく、あれを作れるのは米国だけでしょう。フランスでも中国でも、アフリカでもiPadは実現できないと思うので、ことさら日本人が恥じることもないでしょう。 とはいえ、多くの日本人の考え方が、不要な枠組み(マインドセット)にとらわれ過ぎて、自由な発想を妨げられているとは感じます。わかりやすいのは、本書でも指摘されていますが、学歴や勤務先など、肩書きや権威の枠組み。私が最初に挙げた、「茂木氏イコール脳」というのも、自由な発想を妨げる不要な枠組みでしょう。 脳の使い方だけではなく、生活全体にいえることですが、肩書きを外した「素の自分」で勝負することが求められています。会社を辞めて独立せよというわけではありませんが、肩書きや権威に頼らないならば、自分はどの部分で強みを発揮できるのか、もっといえば「素の自分」とは何者なのかを知ることがこれからの社会では重要になってくると思います。 (自慢ではないですが、自分はできているほうだと思います。仕事の中で経験を積み能力を高め、プライベートでは読書会などに積極的に参加するようにしているので、学歴や肩書きに頼って生きてはいないでしょう。) 日本という国は失敗や逸脱に対して非常に厳しいので、この国でマインドセットを外し、自由なイノベーションを起こすことは難しいのかもしれません。ですが、難しいからやらないと考えて止まってしまうのではなく、自分にできるところからイノベーションを起こし、実行し、周りを動かしていくことが、ひいては日本全体を変えていくことになるのかもしれません。
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抽象論で、それほど脳の話があるわけでもなく、??? iPadというイノベーションを実現した、スティーブ・ジョブズはすごい、という話が前面に出すぎている気が。。。 著名なビジネスパーソンの仕事術を脳科学的に解説するような企画の方がおもしろいのではないかと思いました。
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iPadが日本で生まれなかった理由は・・・ナルホドと思う半面、今の社会状況下では今後もどうかなと思ってしまう。会社で汲々するより、人としてもっと人生を楽しみ、心身ともに豊かにナラネバ。、
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日々生きて行く中でのパフォーマンスを上げていくには、 脳を科学するのも良いかもしれない。 ふとそう思って手に取ったのがこの本。 なぜ日本でKindleやiPadが生まれなかったのかという問いかけから、 日本人の性質としてイノベーション的発想が比較的起こりにくいことを 論じていて...
日々生きて行く中でのパフォーマンスを上げていくには、 脳を科学するのも良いかもしれない。 ふとそう思って手に取ったのがこの本。 なぜ日本でKindleやiPadが生まれなかったのかという問いかけから、 日本人の性質としてイノベーション的発想が比較的起こりにくいことを 論じていて脳科学的に言えばそういうことなのかと考えさせられる内容。 前半はそういった背景の説明に始まり、 後半はイノベーションを起こしやすくする状態に脳を持っていくには どうすると良いか?について脳科学的視点から述べられている。 乱暴にまとめてしまえばメリハリを大事にしようということだったり 狎れて思考が停止する状態にしないということだったりに なるのかもしれないが、脳の視点からも大事なんだと 改めて認識させられることでよりそういったことへの意識が 強くなるのが、この本を読んだことでの効用と言える。
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本日の一冊は、脳科学者として多数のメディアに出演している茂木 健一郎さんが、『世界一自由な脳のつくり方』を指南した一冊。 「なぜ日本人はiPadやキンドルをつくれなかったのか!?」という疑 問をベースに、日本人の創造を妨げる要素を概観。 脳をイノベーションを起こせる状態に持っ...
本日の一冊は、脳科学者として多数のメディアに出演している茂木 健一郎さんが、『世界一自由な脳のつくり方』を指南した一冊。 「なぜ日本人はiPadやキンドルをつくれなかったのか!?」という疑 問をベースに、日本人の創造を妨げる要素を概観。 脳をイノベーションを起こせる状態に持っていくために、社会や組 織、個人がどうすればいいのかを、脳科学者の立場から指南しています。 現在の日本では、「IT最先端」を標榜しつつ、自分では何も生み出 していない、単なるユーザのような人が幅をきかせていますが、本 書では、そもそもの仕組みやデバイス、ライフスタイルを提案でき る人間になるための考え方や仕組みづくりを説いています。 ポイントは、側頭葉がつくりだした「経験」と、前頭葉が発信する 「意欲」のかけ算。 創造性はこのかけ算から来るらしいのですが、本書ではその経験や 意欲をどう扱えばいいか、著者なりの考え方を提示しています。 日本をイノベーション体質にするために、政治家や経営者、個人、 学校、学会など、さまざまな関係者に読んでいただきたい一冊です。 現代におけるイノベーションとは、ネットワークを通して実現する、 「利他性の技術」です。つまり、普遍的な人間について考えること が、現代におけるイノベーションを引き起こすうえでどうしても必 要な、コンセプト・ワークになるのです 「失敗を許さない文化」は、イノベーションを起こしにくくします 日本企業がもっている「絶対に保証されなければいけないルールや 基準がある」という考え方が、グローバリゼーションの時代にそぐわない 偶有性に適応できる組織にしなければ、時代の波には乗れません 日本の教育課程で育った日本人は、ビジョンをもつことで褒められ たことがありません。だから、われわれはビジョンをもつことの重 要性を理解できない 日本人は、「何をしたら褒められるか」ということについて、脳の 設計変更をしなければなりません ◆自由な発想をするイノベーターに求められる要素 ※一部紹介 1.未来に向けてコンセプトを打ち出す 2.エクスペリエンスを提供する 3.現状に対する厳しい認識と高い欲望をもつ 5.意欲と経験をかけ算することができる 人間は高い欲望をもつことで、考える力が養われ、向上していきま す。イノベーションは高い欲望が原動力になって生まれるとも言える 前頭葉は、脳の統合作用を受けもち、側頭葉に蓄積された情報を整 理、活用しているのです。では、前頭葉は何を基準に情報を整理、 活用しているのかといえば、実はその基本となるものが「意欲」や 「価値観」なのです 私たちは、体験や知識を多く蓄積させることによって、不確実性を 減らすことができます。一見よいことのように思えますが、これに よって物事に対する興味が薄れてしまいます。つまり感情の働きが 鈍くなってしまうのです マインドセットをゲームのルールに合わせる イノベーションは、自分や現状を否定するところから始まる 明治維新の原動力になったのは薩摩と長州でしたが、彼らに共通し ていたのは外国との戦いに敗れた経験をもつことでした イノベーションを妨げる要因、つまり古いマインドセットに一つひ とつ名前をつけて、それを除去していく ディテールを追求するのが職人タイプだとすれば、コンセプトを把 握したがるのは、学者タイプといえるでしょう。この相反する二つ の性質が、一人の人間に同時に存在するとき、その人はイノベータ ーに近づきます いいものを選ぶ目がなければイノベーションの種を見つけることは 不可能です。だからこそ、できるだけたくさんの本物をインプット することが必要なのです
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