メディアはマッサージである の商品レビュー

マーシャルマクルーハン,クエンティンフィオーレ【著】,南博【訳】

2022/04/03

メディア論を語る時に避けて通れないというマクルーハンの
本書。面白くなくはないのだが、活字文化の否定という側面
を持った内容を本というメディアで発表することの違和感と
コメントが場当たり的な印象を拭えないことで、今一つ感心
できなかったな。もちろんこの一冊だけでマクルーハンを
語るなんてことはできないのだが。

2015/06/06

奇抜な表紙に惹かれ読んでみる。噂によるとメディア論の入門書だとか。メディアはもちろん耳→目→全身という私たち受け手の変化にまで言及がされてい（た筈であっ）て、新しい視点をゲットした感じ。以下グッと来た一文を引用。

200インチの望遠鏡をのぞいていたある天文学者が、雨が降ってくるぞと叫んだ。彼の助手が”どうしてわかるのですか”と尋ねた。”ウオノメが痛むからさ”

2012/08/20

本の装丁や作りが素敵！書籍というメディアを存分に楽しませてくれる。
メディアはメッセージではないのね、マッサージなのね。