なぜ取り調べにはカツ丼が出るのか? の商品レビュー
日本のドラマ史における「ベタ」なシーンや展開のウンチク。 昭和からドラマを見続けてきた人には面白いかも。 内容は、タイトルほどのインパクトは無い。(苦笑)
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購入者:片岡 何かで見て面白そうだと思い購入しましたが、過去のテレビドラマのウンチクというかお約束の紹介というか、ドラマが好きな人は面白いかもしれませんが、ドラマを見ない僕にはあまり面白さは感じられませんでした。
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日本のドラマにおけるベタについて。 もうちょっと日本のドラマのお約束とその背景に踏みこんでもいいのでは。このくらいならば素人さんでも書けるんじゃないだろうか、と思ってしまった。
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中町綾子さんは、日本大学芸術学部の教授です。しかしながら、TBSの「ありがとう」「岸辺のアルバム」から、日本テレビの「Q10」まで縦横無尽に語りつづけているのは、学問的な探究心からではないようです。「ずっとドラマが好きだった」に違いないのです。そもそも本書のタイトルにも関係する...
中町綾子さんは、日本大学芸術学部の教授です。しかしながら、TBSの「ありがとう」「岸辺のアルバム」から、日本テレビの「Q10」まで縦横無尽に語りつづけているのは、学問的な探究心からではないようです。「ずっとドラマが好きだった」に違いないのです。そもそも本書のタイトルにも関係する「警察日記」という映画には、あの三國連太郎さんが「若い警官」として登場するのですよ。子役の二木てるみの演技が際立つ名作ですが、1971年生まれの中町さんがリアルタイムで見ている訳がありません。当時の日活は会社が傾き始めており、松竹所属の森繁久弥さんを借りて、社運を賭けた作品でした。そんな遠い昔の話です。 でも彼女ほどではなくっても、私たちは小さな頃からテレビや映画を見て、物語の作法を学習しつつ育ってきたのです。あなたにも、ほらお気に入りのドラマ、嫌いで嫌いでしょうがないお話、怖くって観に行けないような映画がありませんか。そうした物語の定型を、比較的小さなレベルで解明してくれるのが、この本だといえるでしょう。残念ながら、それらの知見は個々別々に述べられているだけで、そこに通底したものを示せてはいません。学者さんが書いた、ドラマファンの薀蓄、といった趣です。
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どっかの紹介にあったので手に取った。 タイトルから自分がイメージしていた内容とはちょっと違った。 「テレビドラマのよくあるパターン」の紹介本。 ドラマをよく見ていた人には良いかも。 自分はわからないことが多かったので、辛口評価。
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もっとベタなことを笑い飛ばす本かと思ったのですが、過去のドラマのウンチク本でした。僕には向かない本だったようです。
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例えば刑事ドラマの取調べ室のカツ丼や、新任の教師は初日から遅刻するなど、テレビドラマのいわゆる「ベタ表現」はどこから来ているのか、その発祥を探った一冊。「ベタこそがテレビドラマの歴史であり、日本人のメンタリティを支える最も身近な言語なのである」(本文217ページより)なるほどとい...
例えば刑事ドラマの取調べ室のカツ丼や、新任の教師は初日から遅刻するなど、テレビドラマのいわゆる「ベタ表現」はどこから来ているのか、その発祥を探った一冊。「ベタこそがテレビドラマの歴史であり、日本人のメンタリティを支える最も身近な言語なのである」(本文217ページより)なるほどという感じです。
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