空海 人生の言葉 の商品レビュー
わかりやすく読みやすいように現代語訳されていた。 原本の空海の言葉は難しいけれど、とても美しい。 諳んじたいほどだ。 生身の空海が感じられるような思いがした。 とても魅力的な人物だと思っていたけれど、この本からは、より一層彼の聡明さを感じた。
Posted by
11/2/11 スミスの本棚 あなたの心が暗闇であれば、巡り合うものはすべて禍となります。 あなたの心が太陽であれば、 出会うものはすべて宝となります。 ”人が成長するのは人と出会ったとき”
Posted by
空海の言葉を現代風に訳し,200の言葉を紹介した一冊。あえて解説を廃しているんだろうけれど,正直なところ,理解にまで至らない言葉も結構あった。 そもそも今日読んで明日わかるようなお手軽なノウハウの類ではないんだろう。そういう理解で何回か読むタイプの本なのだろう。それにしても空海は...
空海の言葉を現代風に訳し,200の言葉を紹介した一冊。あえて解説を廃しているんだろうけれど,正直なところ,理解にまで至らない言葉も結構あった。 そもそも今日読んで明日わかるようなお手軽なノウハウの類ではないんだろう。そういう理解で何回か読むタイプの本なのだろう。それにしても空海は奥深いなあ。
Posted by
空海について知る、というよりは空海が残した言葉に触れてみるという程度の本。 とても読みやすくて良いのだが解説もあまりないので多少物足りない。 でも、手に取りやすく読みやすいという点では敷居が低くていいですね。
Posted by
2013年の1冊目ということで、サクっと読めつつそれなりに実のある本をチョイス。 弘法大師空海の著作から彼の思想を示している場所を編者が選び、簡易な現代語に訳してくれています。原文も一緒に書かれているので、そちらを読みつつ現代語訳を見るのが楽しいです。余計な解説がされていないの...
2013年の1冊目ということで、サクっと読めつつそれなりに実のある本をチョイス。 弘法大師空海の著作から彼の思想を示している場所を編者が選び、簡易な現代語に訳してくれています。原文も一緒に書かれているので、そちらを読みつつ現代語訳を見るのが楽しいです。余計な解説がされていないのもGood。「専門家」の意見に邪魔されず、自分なりに空海の言葉に触れられます。 当然ながら座右の銘ともなりそうなものが多いですが、それを一生懸命探しながら読むというより、なにかの折に何度も開いてみて、その時々で自分の心に響くものを選んでみる、というのも面白いと思います。ちなみに今回は200のうち、ちょうど10個の「言葉」が、今の自分に引っかかってきました。また別の機会に読んだら、違うものが心に残ってくるのかもしれません。
Posted by
GUEST 027/精神科医・名越康文:スミスの本棚:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京 http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/blog/smith/2011/02/post115107.html
Posted by
遠くからは現実のように見えたけれど、近づいたら幻だった。 正しい道は遠くにあるわけではありません。 あなたが今見ている道にほかならないのです。
Posted by
うーん。いまいち アソシエ今読むべき本から 空海 人生の言葉 もくじ 一章 心について 二章 身体について 三章 志について 四章 戒めの言葉 五章 縁について 六章 道について 七章 詩と文章について 八章 秘密の教え 九章 聖なる言葉 十章 自然(じねん)について 十一...
うーん。いまいち アソシエ今読むべき本から 空海 人生の言葉 もくじ 一章 心について 二章 身体について 三章 志について 四章 戒めの言葉 五章 縁について 六章 道について 七章 詩と文章について 八章 秘密の教え 九章 聖なる言葉 十章 自然(じねん)について 十一章 生と死について
Posted by
被災地視察後、しばらくは心情的にまったく本を読む気になれませんでしたが、仏教系のものは手に取ろうという気持ちになりました。 やはり無常感を感じてのことかもしれません。 この本は、タイトルの通り、空海の言葉を集めたもの。 現代語訳の下に原文が載っているだけの、シンプルなつくりとな...
被災地視察後、しばらくは心情的にまったく本を読む気になれませんでしたが、仏教系のものは手に取ろうという気持ちになりました。 やはり無常感を感じてのことかもしれません。 この本は、タイトルの通り、空海の言葉を集めたもの。 現代語訳の下に原文が載っているだけの、シンプルなつくりとなっています。 あえて解説はつけていないということで、確かに説明がない分、言葉の響きや意味はまっすぐ届いてくるようですが、若干意味がよくわからず、ピンとこないものもあって、取り残された感じがしました。 時代背景や当時の事情などを知るためにも、少しは解説がついていてほしいものだと思いました。 ほかの著名な高僧に比べて、密教の日本の祖である空海はどうも謎に包まれた人物というイメージが強いため、彼の遺した言葉を知ることで、人間らしさも感じられ、少し身近に思えてきました。 真面目一辺倒で、国の仏教のために一生を捧げ尽くした人だという印象でしたが、 「拙い哉(つたないかな)同志何ぞ優遊せざる。(もっと、人生を自由に遊ぼう)」 と言っていたというのが意外で、(遊びのわかる柔軟な人だったんだ)と親しみを持てました。 だからこそ、伝統にとらわれないマルチな活躍ができたのでしょう。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・月をもって月を指すべからず、指をもって月を指すべし。もし利根(資質の高い)の人にはかくの如く説くべし。 (そう指で指しているのですよね。または言葉で話しているんですよね。効果的な使い方は良く考えなければいけない。手で月の形を作るのか、それとも月を指すのか。) ・言うことなかれ、此の華今年開くと。まさに知るべし。往歳(毎年)種因を下す(種を蒔いた)を。因縁相感じ枝幹聳ゆ(因果の法則で成長した)。いかにいわんや、近日早春に遭うをや(そして春に出会えた)。 (出会って始めて華を感じられる。) ・心の無量を知るをもっての故に、身の無量を知る。 身の無量を知るが故に、智の無量を知る。 智の無量を知るが故に、すなわち衆生(人間)の無量を知る。 衆生の無量を知る故に、すなわち虚空(宇宙)の無量を知る。 (無量の神を仮定しないと心にも智にも限界がある人間に無限の概念は生じないのではないかと考えて神を信じるべしと言った人がいた。虚空は無量なので、心も無量と考えれば慰められるけれど、無量の果ての自分には出会えないだろうしな。)
Posted by
- 1
- 2